ヒューガルデンホワイトの味は?飲んだ感想と注ぎ方・飲み方

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ヒューガルデンホワイトの味は?飲んだ感想と注ぎ方・飲み方
日本で販売されているベルギービールの中でもっとも人気がある「ヒューガルデン ホワイト」レビューをお届けします。

あわせて、ヒューガルデン ホワイトをおいしく飲むための注ぎ方、飲み方もご案内します。

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ヒューガルデン 「ヒューガルデン ホワイト」の基本情報

銘柄(商品名):ヒューガルデン ホワイト
醸造所名:ヒューガルデン
原産国:ベルギー
アルコール度数:4.9%
原材料:麦芽、ホップ、小麦、糖類、コリアンダーシード、オレンジピール
ビールスタイル:ベルジャンスタイル・ホワイトビール
内容量:330ml
カロリー:記載なし
参考価格:570円


ヒューガルデン 「ヒューガルデン ホワイト」の味や香り

<外観>
ヒューガルデン 「ヒューガルデン ホワイト」の味や風味
この見た目が既にヒューガルデンが揺るがぬ人気を誇っている理由のひとつなのではないでしょうか。

優しい濁りの明るいイエローは、日本人好みの「キレッキレの喉ごし」を持つクリアなピルスナーとは全く違って、どこまでも穏やかで温かみすら感じる外観です。
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クリーミーな泡はほぼ真っ白。モコモコとかわいらしい泡はいつまでもグラスの中に残ります。
泡立ちはかなり良く、また持ちも良いです。これは麦ビールの特徴でもあります。

<飲む前の香り>
バナナのような濃厚な果物、そしてオレンジの優しい酸味、そこにコリアンダーのエスニックな香りをフワッと感じます。
全体的に「甘い」印象なのですが、香りをキュッと締めるようなアクセントがあるので飽きることがありません。

<飲んだ時の香り>
鼻から抜ける香りは、ややコリアンダーを強く感じます。オレンジのフレッシュ感も若干強くなります。
3度~5度程度まで冷やして飲むのがおいしいビールですが、グラスに注いで数分たち、ほんの少し温度が上がった方がヒューガルデンの複雑な香味を感じやすいと思います。

<ヒューガルデン ホワイトの味>
炭酸が極めて少なく、オレンジのような酸味と自然な小麦の甘さがとても飲みやすいです。
苦さはほとんとありません。
そして、意外なほど濃厚です。味が濃いというわけではないのですが、小麦ビールの豊かな風味とまるでヨーグルトのような優しい酸味が口の中いっぱいに広がって、味わい深いんです!

<ヒューガルデン ホワイトの飲みやすさ>
これ以上飲みやすいビールがあるの?と思うくらいとても飲みやすいです。
ビールをガンガン飲むのが好きな方でしたら、最初の1杯としては物足りなさを感じるかもしれませんが、日曜の午後にちょっと1杯とか、今日も1日頑張った自分を優しく癒したいときには最高です。

<ヒューガルデン ホワイトに合いそうな料理>
ヒューガルデンホワイトを味わうときは、おつまみは不要かもしれません。おいしすぎて
ついガブガブ飲んでしまうのですが、この味をひと口ずつ感じていただきたいです!

何かと一緒にいただくなら、一粒ずつ包装してあるようなちょっとリッチなチョコレートや、オランジェットがオススメ!
ベルギーらしさを出したいならムール貝のワイン蒸しや、ベルギー特産のチコリのサラダなど軽い味わいのものが良いと思います。

<総合評価>
★★★★★(星5つ)

ヒューガルデン 「ヒューガルデン ホワイト」のレビュー

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ベルギーでも日本でも親しまれているヒューガルデンホワイトは、とにかく飲んで欲しいビールとしてもナンバーワンです。
あなたの周りに、いつもニコニコと穏やかで周囲を幸せにさせるような存在なのに、しっかりした自分の主張は持っている愛されタイプの方がいませんか?
ヒューガルデンホワイトはまさにそんなビール。
小麦ビール特有の温かみは誰もが好む優しい味わいだけど、オレンジピールやコリアンダーシードのこだわりや主張は実はちゃんとあって、その全てが1本のボトルにギュッと詰められています。

オレンジピールが使用されていますが、口の中がキュッとなるような酸味は皆無!
どこまでも優しい酸味と香りはフルーティで、そもそもビールが苦手な方やまだヒューガルデンホワイトを飲んだことがない方でしたら「こんなビールもあるんだ!」と心の底から感じると思います。

ビールが好きな方でも泡の苦味はちょっと苦手・・・という方もいますよね。
日本において、「ビールが苦手」はそのまま「ピルスナーが苦手」と言い変えても良いと思います。
どちらかというと、ピルスナーは泡もキリッとしていてしっかりした苦味を含んでいますが、ヒューガルデンの泡は全く違います。

ヒューガルデンホワイトの泡立ちが豊かなのは、小麦のたんぱく質と無ろ過の酵母がボトルに一緒に入っているから。
決してイヤな泡ではなく、やっぱり小麦の温かみを感じます。しっかり味わえば甘みすら感じる泡です。
この泡は本当に長持ちで、苦さはほぼなく風味のある泡ですので一緒に楽しんでくださいね。

ヨーグルトの風味を感じるビールって不思議な感じですが、ヨーグルトの味というよりも、優しい酸味とオレンジの香り、そして酵母による発酵という特徴がヨーグルトの雰囲気と似ているのだと思います。

ヨーグルトの上に浮かぶホエーに少しだけ甘みをプラスしてオレンジ果汁をほんの少々絞ってアルコール化したような感じ?
この表現だと、それっておいしいの?と感じてしまうかもしれませんが、ヒューガルデンホワイトは世界に認められている本当においしいビールですよ!

ヒューガルデンホワイトの複雑な風味は、ビールが冷えていてこそおいしく味わえると思います。喉ごしやキレを感じるためではなく、味わいをまとめるためにも白ワインのようにぜひキリッと冷やして飲んでくださいね。


ヒューガルデンホワイトの注ぎ方・飲み方

ヒューガルデンホワイトを味わう上で、温度とともに大切なのがグラスと注ぎ方(飲み方)です。
最近の主流は「うすはり」のようなとにかく薄いビアグラスですが、ヒューガルデンホワイト専用グラスは厚手でDURALEX ピカルディーのような外観です。

グラスが厚いのは手の熱をビールに伝わりにくくするため。
なるべく厚めのグラスか、熱が伝わりにくいグラスを選びましょう。
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ヒューガルデンホワイトをグラスに注ぐときは、ボトルの3分の2を目安にグラスに注ぎます。
ボトルに残ったビールを混ぜるようなイメージで軽くボトルを振り、残りを注ぎます。

こうすることで瓶に沈んだ酵母がグラス全体にしっかりと行き渡り、最高の状態になります。ヒューガルデンのボトルの中には生きた酵母が入っていて、瓶内でも二次発酵が進んでいますので酵母もしっかり味わいましょう。

これがヒューガルデンホワイトの飲み方です!


ヒューガルデンホワイトには生きた酵母が入っている!

1度もろ過せず、一次発酵を終えて瓶に詰めたあとにさらに酵母とほんの少々の糖類を加えて二次発酵を行うヒューガルデンは、瓶詰めされたあとでも発酵が続いています。
まさに生きた酵母が入っているビールなんです。

この酵母をしっかり味わいたいなら、1杯目に3分の2ほど注いで飲み干したら、残りの3分の1は別のグラスに注いで飲み比べてみてください。
複雑で甘さとほろ苦さがあって、フルーティでまろやかな酵母を含む小麦ビールの特徴がよくわかると思います。


ヒューガルデンホワイトは海外でも大人気!

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ヒューガルデンホワイトはベルギーのビールですが、製造量のうち30%は海外50カ国に輸出されているのだそうです。
さすがビール大国ですね!

日本の酒税法では指定の副原料以外のものを使用していると発泡酒として扱われますが、ヒューガルデンはビールです。
発泡酒とビールの違いは以下に詳しく記載しています。



クラフトビールをはじめ、簡単に手に入る輸入ビールが増えていますが、ヒューガルデンホワイトをじっくり味わってみると、以前から日本で親しまれているビールの底力を改めて感じます。
ヒューガルデンホワイトは、ビールが苦手な方にぜひ飲んでみていただきたいです。そして、少しでもこんなビールもあるんだなぁ!と思っていただけたら、フルーツビールのような飲みやすいビールをどんどん開拓してくださいね。

ただし!アルコール度数は4.9%から5%とピルスナーと変わらないので、おいしすぎてガブガブ飲んでしまうとそれなりに酔っぱらいますよ~!
Juneやよい

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