女性ブルワーが作る箕面ビール「ピルスナー」レビュー

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箕面ビール「ピルスナー」レビュー
箕面(みのお)ブリュワリー「ピルスナー」は大阪生まれ!大都市大阪にブルワリーが?という感じですが、箕面ブリュワリーがある大阪北部は自然がいっぱいで、なんと野生のお猿さんもいるのだそうです。箕面大滝という滝もあるくらい水も豊か。
大自然の中で作られた箕面ブリュワリーのピルスナーはどんな味なのでしょうか?

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箕面ビール 「ピルスナー」の基本情報

銘柄(商品名):箕面ビール「ピルスナー」
醸造所名:箕面ブリュワリー
原産国:日本 大阪府箕面市
アルコール度数:5.0%
原材料:麦芽、ホップ
ビールスタイル:ボヘミアンピルスナー
内容量:330ml
カロリー:記載なし
参考価格:380円


箕面ビール 「ピルスナー」の味や香り、合いそうなおつまみ

<外観>
箕面ビール 「ピルスナー」の味や香り
透明度はかなり高いですが、無ろ過のため少し濁りがあります。

泡はほぼ真っ白。
泡持ちはあまり良い方ではなく、シュワシュワと泡だって静かに消えていきます。

<飲む前の香り>
ホップの爽やかさの中にモルトの甘みや穏やかさを感じます。
モルト由来の甘さが強いようです。

<飲んだ時の香り>
こちらは正にモルトの香り!焼きたてビスケットを噛み締めたときのような香りを感じます。
普段飲みなれているピルスナーを想像していると、ちょっとびっくりするくらい雰囲気が違います。

<箕面ビール ピルスナーの味>
軽すぎず重すぎず、ちょうど良いところでバランスを保っているボディは、苦みも少なめ。
無ろ過ビールの特徴である味わい深さを感じることができます。
滋味深いというか、しっかり味わいたいビールです。

<箕面ビールピルスナーの飲みやすさ>
苦味がありますが際立っておらず比較的飲みやすいです。
量産型ピルスナーのようなカラッとした喉ごしよりも少し重めですが、真夏でもおいしくいただけると思います。

<箕面ビールピルスナーに合いそうな料理>
メインディッシュでもおつまみでも、なんでも合いそうです。
ただ、箕面ビールで油を喉に流すような飲み方をするのはもったいないかも。

箕面ビール ピルスナーと一緒に食事をするならオリーブオイル+塩系のパスタなど、軽めのものをいただきましょう。

<総合評価>
★★★★★(星5つ)


箕面ビール 「ピルスナー」のレビュー

箕面ビール 「ピルスナー」のレビュー
箕面ビールピルスナーは、なんとも味わい深いビールです。
しみじみ「おいしいなぁ~」と感じながら飲み干しました。
ピルスナースタイルのビールをこんなにしっかり味わって飲んだのはかなり久しぶりです。それくらいおいしかった!

何かが際立っておいしさを表現しているわけでもなく、珍しい副原料が入っているわけでもないのですが、じっくり丁寧に作られている味わいがあります。

ちょっと贅沢なピルスナーとして、おいしいけど重過ぎないビールが飲みたいときなどにちょうど良い1本になりそうです。

ピルスナーは下面発酵で作られるビアスタイルのひとつですが、「ボヘミアンピルスナー」「ジャーマンピルスナー」「ヨーロピアンスタイルピルスナー」のようにさらに細かく分類されます。

普段からピルスナーを飲みなれている方だったら、箕面ビールピルスナーの風味の特徴である焼きたてパンのようなモルトの香ばしさや優しさがよくわかると思います。

いつものピルスナーにはない豊かな奥深さを感じることができますよ。
わたしも、同じピルスナーでありながら、こんなに違うのか!と感じました。

造り手の想いはビールに染み渡るのでしょうか。味や香りは千差万別ですが、丁寧に作られているビールには共通する何かを感じます。

箕面ビールにも造り手の想いがしっかり込められています。

無ろ過のビールは、酵母がそのまま残っていることから健康や美容に良いと表現されることがありますが、箕面ビール ピルスナーはまさにそんなビール。

5.0%の程よいアルコールと複雑だけどまとまった味わいが夏の火照ったからだに染み渡っていくようです。

ビールってやっぱりおいしい飲み物なんだなぁと改めて感じずにはいられない、箕面ビール ピルスナーはそんなビールです。


いつものピルスナーと箕面ビール「ピルスナー」は何が違う?

ボヘミアンピルスナーは1842年にボヘミア ピルゼン市の醸造所で生まれました。
ピルスナーは世界でいちばん流通量が多いビアスタイルですが、日本のピルスナーはドイツのジャーマン・ピルスナーの影響を大きく受けているので、ボヘミアンピルスナーの箕面ビールピルスナーはある意味、こだわりを持って作られているピルスナーとも言えます。
「ボヘミアンスタイルである」ということがすでに特徴なのです。

日本で流通量が多いピルスナーには、軽い、キレがある、サラサラ飲める、苦いなどなどの共通する特徴がありますが、箕面ビールピルスナーはちょっと違います。
どちらかというと苦味が少なく、モルトの甘さをしっかり感じることができます。

箕面ビールのピルスナーは、非加熱で酵母をろ過していません。
ここがまた味わいを決定付けているさらなる特徴です。

ピルスナー本来の軽さの中に酵母の複雑な味と香りが残っていて、唯一無二のビールが完成しています。


箕面ビール「ピルスナー」の受賞歴

箕面ブリュワリーの個性的なビールたちは世界のコンペで各賞を受賞しています。
ピルスナーは2002年にインターナショナル・ビア・コンペティションのボヘミアスタイル・ピルスナー部門で銀賞を受賞しています。

インターナショナル・ビア・コンペディションは1996年に始まった日本のビアコンペ。国内のビールだけでなく世界中のビールが同じ土俵で戦います。

インターナショナル・ビア・コンペディションは毎年定期的に開催しているビールの審査会としては世界でいちばん歴史があります。

2014年にはインターナショナルビアカップと名称を変え、現在も毎年8月~9月にビアジャパンフェスティバル横浜で授賞式が開催されます。


箕面ビール「ピルスナー」は王冠にもこだわりが!

箕面ビール「ピルスナー」王冠
ラベルはとてもシンプルですが、王冠にはおさるさんがいます。
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このお猿は、箕面ビールIPAの「おさるIPA」や夏季限定ビールの「国産桃ヴァイツェン」などのラベルモチーフにもなっています。
こういう遊び心は、クラフトビールを楽しむ上でのポイントです!


箕面ビール 限定ビールにも注目を!

箕面ビールでは定番ビールだけでなく季節限定ビール、限定醸造ビールも多く製造しています。
ゴールデンスタイルのセッションスタイルIPAの「こざるIPA」など、新しいスタイルのビールを楽しむことができます。

箕面ブリュワリーの代表は女性ブルワーです。
ビールに感じる優しさや遊び心は、女性ブルワーならではの観点で作られているからかもしれませんね。


飲むことで応援したい愛されビール

いろんな種類のビールを飲むと、銘柄やブルワリーを忘れてしまうこともあります。
特にピルスナーは親しまれすぎていて、ラベルを見ても飲んだことを思い出せ無い銘柄もありますが、箕面ビール ピルスナーは記憶に残るビールです。

飲食店でも提供されていますが、お取り寄せしてでも飲む価値アリなので、ぜひ試してみてくださいね!

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