ブラックアンドタンを作ってみました!ビアカクテルレビュー

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ブラックアンドタンを作ってみました
今日はそのままグビーっと飲んでもおいしい2つのビールを使って、ビアカクテルを作ってみます。

ご紹介するカクテルは「ブラックアンドタン」
うまくいくかな?

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ブラックアンドタンってどんなカクテル?

ブラックアンドタンは、黒ビールと淡色ビールをグラスに注いで作るカクテルです。
ポイントは、黒ビールと淡色ビールの比重の違いを利用して綺麗な層を作ること。

この層を作るためには、後から注ぐ黒ビールを直接ドボドボと入れないで、バースプーンを使ってそーっと入れてあげることが大切です。

ブラックアンドタンの語源は、犬の毛色です。足が茶色い黒い犬のことをブラック&タンとかブラックタンと言って、グラスの中のビールがこの犬種のようなカラーになることからブラックアンドタンと名づけられました。


家庭で作るときの「ブラックアンドタン」参考レシピ

家庭で作るときの「ブラックアンドタン」参考レシピ
ブラックアンドタンで使う2つのビールに明確な決まりはありませんが、伝統的にはペールエールとスタウトを使います。ピルスナー(淡色)とポーター(黒)で作られることもあります。

今回、ブラックアンドタンを作る為に用意したのは「バスペールエール」と「ギネス エクストラスタウト」
どちらも英国のビールで日本でもかなり有名ですね。

バスペールエールは英国王室御用達ビールでもあり、なんとあのタイタニック号にも積まれていたのだとか。

ブラックアンドタンの作り方はグラスに入る量の半分のペールエールを注いで(360mlグラスなら180mlのペールエール)、そのあとバースプーンなどを使ってスタウトを静かに注ぎいれるだけ・・・なのですが、スタウトがうっかりドボッと入ってしまうと層ができずに混ざってしまいますので、スタウトの注ぎ方にコツが必要です。


バースプーンが無いときは?

バースプーンが無いときは普通のスプーンを使ってもOKです。
今回はご家庭にあるスプーン代表として、計量スプーン(大さじ15ml)でブラックアンドタンを作ってみます。
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計量スプーンも無いよーというご家庭では、カレースプーンなどでも大丈夫です。
2番目に注ぐビールがグラスに一気に入ってしまわないことが重要なので、あまり難しく考えなくて大丈夫です。

では、ブラックアンドタン作成にとりかかります!
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「バスペールエール」と「ギネス エクストラスタウト」でブラックアンドタンを作ってみます!

1.まずはバスペールエールをグラス半量分注ぎます。
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2種類のビールの量は基本的に1対1です。層の下になるペールエールはグラスに入る量の半分注ぐのですが、見た目のバランスで量を調節しても良いと思います。
層の上になるスタウト(黒っぽい部分)が少ない方が良ければペールエールを多くしましょう。

大抵のビアグラスは底に近い部分と上の太さが違うので、愛用のグラスにどれくらいのビールが入るのか、一度計っておくと何かと便利ですよ。

2.スプーンをグラスにセット!
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スプーンは写真のように「背を上にして」使います。スプーンの先をグラスの内側にあてておきましょう。
このやり方も決まり事ではありませんが、この方が成功しやすいですよ!

スタウトをスプーンに垂らすようなイメージで慎重に注ぎます。グラスの縁までしっかり注ぎきったら「ブラックアンドタン」完成!
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層ができているのがわかりますか?
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ブラックアンドタンを飲んでみます

ブラックアンドタン飲んでみます!いただきまーす!
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味は・・・おもいっきりギネス エクストラスタウトです(笑)
飲んでいくうちにギネスとバスが混ざってバスペールエールらしいしっかりした苦味が増してきました。

ギネスって酸味が強いビールだと思うのですが、この酸味とバスの苦味がかなりお口の中を刺激します!

ブラックアンドタンは、100%ビールのワイルドなカクテルなので、ビール好きさんにオススメしたいです!


スプーンの腹を使うとどうなる?

スプーンの背じゃなくて腹を使ってギネスを注ぐとどうなるのか実験してみました。
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腹を使った方がなんとなくうまくいきそうな気もしますが、結果はこうです。
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完全に混ざってしまいました。
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これじゃもうブラックアンドタンじゃなくてハーフアンドハーフですね。

スプーンの背を使ったときには、スタウトがシトシトと落ちていく感じだったのですが、腹を使うとちょっと強めの雨のようにバチャバチャと落ちていきました。
この違いが結果を分けたのだと思います。

もちろん混ざってもおいしくいただけるので、こうなったらハーフアンドハーフとして楽しんじゃってください!


ブラックアンドタン 作り方のコツ&作ってみた感想

ギネスエクストラスタウトはコーヒーのような深いコクと苦味が特徴的なビールです。

もともとキレのあるタイプではないので、温度が上がってもおいしく飲むことができます。
ペールエールも適温は13℃程度なので、ブラックアンドタンを作るときにあわてたり焦ったりしなくて大丈夫。
ペールエールの泡がたちすぎたら落ち着くまで待ってください。

スタウトを注ぐときは、慎重すぎるくらい静かに注ぐと成功しやすいですよ。

ペールエールをゴールドカラーのラガーに変えると、もっとコントラストが鮮やかなブラックアンドタンになります。

ペールエールよりもゴールドラガーの方が華やかなので、パーティなどでいただく時にオススメ。

計量スプーンじゃなくて、カレースプーンやティースプーンでも層を作ることができます。

ブラックアンドタンを作る練習をするなら小さめのビアグラスを使うと良いと思いますが、ショットグラスのようなあまりにも小さいグラスだと逆に難しくなるのでご注意を。

ビアバーで注文するともっともっと綺麗な境目を作るプロの技を見ることができますので、自宅で試す前にぜひ足を運んでみてください。

ブラックアンドタンをいろんなビールで作ってくれるお店もありますよ!

Juneやよい

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