銀河高原ビール「ペールエール」味や香り、飲みやすさは?正直な感想

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銀河高原ビール「ペールエール」味や香り、飲みやすさは?正直な感想
銀河高原ビールといえば、黄金色の「小麦のビール」がお馴染みですが、今回は上面発酵のペールエールレビューをお届けします。味や香り、飲みやすさなどを正直に書きます。

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銀河高原ビール 「ペールエール」の基本情報

銘柄(商品名):ペールエール
醸造所名:銀河高原ビール
原産国:日本
アルコール度数:5%
原材料:麦芽100%、ホップ、酵母
ビールスタイル:ペールエール
内容量:350ml
カロリー:54kcal/100ml
参考価格:267円


銀河高原ビール 「ペールエール」を飲んでみた感想

<外観>
ペールエールらしい琥珀色。
茶色と赤を混ぜて少し透明度を上げたような落ち着く色合いです。

紅茶にりんごの皮やシナモンを混ぜたときの少し白濁した感じに似ています。
透明度が低いのは酵母をろ過していないから。これは銀河高原ビールのこだわりです。

泡持ちは豊かというほどではなく、穏やかに消えていきます。
銀河高原ビール 「ペールエール」泡持ち

<飲む前の香り>
最初にカラメルモルトのフワーっとした甘さを感じますが、軽く酵母の香ばしさも混ざっています。主張しすぎないホップのフルーティな爽やかさが全体を軽めにまとめています。

<飲んだ時の香り>
喉に流すとホップが軽やかに香ります。
一息ついた頃に再び酵母の甘みが。
出来立ての天然酵母パンのようにほんの少しだけ酸味を感じますが、まったくクドくありません。

<銀河高原ビール ペールエールの味>
苦味はほぼありません。
ライトボディとミディアムの間くらいの軽さで、味わうも良し、グビグビも良し・・・だけど、グビグビはもったいないです!

香りの中にも甘みがありましたが、飲んでみるとモルト由来の甘みと香ばしさをよりいっそう感じます。
味に、ホップの爽やかさと苦味はあまり感じません。

<飲みやすさ>
ビールを飲みなれている方でしたらそこまで気にならないと思いますが、アルコール度数は5%なので、プレミアムモルツなどよりもほんの少しだけ弱いです。(プレモルは5.5%)

軽めのペールエールなのでグビグビもいけますが、銀河高原ビールさんの製品をグビグビいくのはちょっともったいないかも?

銀河高原ビール「ペールエール」は多少温度が上がってもおいしくいただけるので、ぜひゆっくり味わってください。

<銀河高原ビールペールエールに合いそうな料理>
今回は銀河高原ビール「ペールエール」と「アーモンド入りのチーズ」と一緒にいただいてみました。
銀河高原ビールペールエールに合いそうな料理

この組み合わせはかなり良かった!

わたしはピルスナーとチーズの組み合わせは苦手なのですが、銀河高原ビールペールエール&チーズはまたやりたい!それくらい相性バッチリ♪

それから、ペールエールなどの色がアンバー~黒系のビールは和食にもよくあいます。
もし、キンピラの残りや肉じゃがなどのおしょうゆ系おかずがあったらぜひ一緒にいただいてみてくださいね。

バルサミコ酢などにもよく合うので、イタリアンサラダにもどうぞ。

<総合評価>
★★★★☆


銀河高原ビール 「ペールエール」レビュー

銀河高原ビール 「ペールエール」レビュー
銀河高原ビール 「ペールエール」はじっくりいただくのがおいしいビール。
ウイスキーなどのゆっくり味わうタイプのお酒と似ていると言っても良いくらい、1杯ずつ時間かけて飲みたい味わいです。
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グラスに残っている銀河高原ビール 「ペールエール」はもうたったこれだけで、注いだときよりも温度が上がっています。

これが日本の大手メーカーの代表的なビールのようなピルスナーだったらガーっと一気に流し込むところですが、今このグラスに入っている銀河高原ビール 「ペールエール」には今しか味わえない深みがあるんです。

まるで洋酒のような味わい方ですね。

まだまだ時間をかけて飲みたい。
正直にそう思いました。

ペールエール自体はグビグビ飲めるビールとしても満足できるものですが、銀河高原ビールのペールエールは味わいが徐々に変化していくのも魅力です。

そもそも酵母が残っているビールはコクと風味があっておいしいのですが、ペールエールスタイルにすることでますます味わえるビールになっています。

時間が経つほどにモルトの風味が増してくるのも分かります。

同社の「小麦のビール」や「ヴァイツェン」が好きな方で、まだペールエールを試していない方はぜひ♪


銀河高原ビールがペールエールにかけた想い

ブルーのボトルでお馴染みの銀河高原ビールがペールエールを作ろうと思ったきっかけは、「小麦のビール」が10周年を迎えるタイミングでした。

キリンの一番搾りやスーパードライなど日本でもっとも流通量の多いビールは下面発酵のピルスナーですが、上面発酵のエールの方が歴史としては古いのです。

そこで、日本のビール文化にも少なからず影響を与えたイギリスのペールエールを銀河高原スタイルで開発して完成したのが銀河高原ビール「ペールエール」です。

ペールエールは「pale=淡い」と「ale=上面発酵ビール」のハイブリッド。

元は英国の伝統的スタイルなのですが、銀河高原ビールさんは伝統的なペールエールに今を生きるわたしたちが「おいしい!また飲みたい!」と思うような工夫を施しました。

銀河高原ビールらしく、酵母をろ過しないスタイルとビール純粋令をかたくなに守った原材料で作られているペールエールからは、素材本来のおいしさがしっかり感じられます。

ビールのおいしさがいまいち分からない(大手メーカーのビールしか飲んだことが無い)方に、国産メーカーでもこれだけ丁寧に作られているビールがあるんだよーとプレゼントしたくなるような作りなので、ビールの苦味が苦手な女性にも試してみていただきたいですね。


銀河高原ビール「ペールエール」超個人的な感想

銀河高原ビール「ペールエール」感想
銀河高原ビールさんの製品には全体を通してあたたかみを感じます。

ひんやり冷たいはずのビールなのに本当に不思議なのですが、作り手さんの想いが込められているからかな?と思っています。

銀河高原ビールの「小麦のビール」は、居酒屋などにも置いてあります。

まだクラフトビール文化が今ほどアツくなく、まだ地ビールと呼ばれていた数年前のこと。

世界の山ちゃんで銀河高原ビールの「小麦のビール」を飲んでいたら、一緒にいたアサヒスーパードライが大好きな上司が小麦のビールを飲んで、「全然ビールっぽくない・・・」というようなことを言いました。

ウーン。やっぱり日本人にヘーフェヴァイツェンは合わないのか・・・と思いましたが、これこそがまさに地ビール文化が一度廃れた背景。

スーパードライのようなキレッキレのピルスナーが好きな方にはやっぱり物足りないんですよね。喉越しが弱いので・・・。

でもビールの魅力は喉ごしだけじゃありません。

喉にグイグイ流し込むのもビールの楽しみ方のひとつですが、丁寧に作られているビールだからこそ、飲む側のわたしたちも丁寧に味わっても良いのでは?

日本の地ビールだけでなく、アメリカをはじめ世界からクラフトビールがどんどん輸入されています。

流行や消費傾向に流されずに無ろ過のビールやペールエールを造り続けている銀河高原ビールのようなクラフトブリュワリーにはこれからも頑張ってもらいたいなぁと思います。

Juneやよい

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