ビールに合うおつまみ「じゃがいも」を使ったレシピ5選

PR
スポンサードリンク

じゃがいものおつまみの魅力

じゃがいものおつまみの魅力は、何と言っても使う食材のじゃがいもがお手頃価格なところ。

いつでもどこでも購入できる上に非常に安価なお野菜なので、居酒屋風の簡単おつまみはもちろん、レストランやビアバーで出てくるような洒落たおつまみにも、失敗の心配をすることなくチャレンジできます。

世界各国のバリエーション豊富なビールには、それぞれの飲み口に合ったおつまみを付け合わせたいところですが、世界共通と言っても過言では無い野菜=じゃがいもを使うことで、それも簡単に叶えられますよ。


じゃがいもは皮ごと使ってもOK

新じゃがや皮の薄いタイプのじゃがいもなら、皮ごと調理しても美味しい料理になります。

ちなみに新じゃがと言っても、東西南北それぞれの地域ごとに新じゃがの季節が違っているため、ほぼシーズン毎に新じゃがを食べることができるんですよ。


扱いにくいじゃがいもは?

小さめのじゃがいもや、ゴツゴツし過ぎていて皮が剥きにくいじゃがいもは、丁寧に洗って泥汚れを落として先に加熱しておくことで、加熱後に簡単に皮剥きすることができます。

特におつまみ用に少量のじゃがいもを使うということであれば、面倒な皮剥きは後に回し、どんどん加熱してしまう方がオススメです。


じゃがいもならこってりからあっさりまで

日本酒に刺身、焼酎に角煮、ワインにチーズ・・・とお酒の種類によって相性の良いおつまみが変わりますね。

同じく、ビールと一口で言っても、
・産地
・発酵度合い
・泡の性質
・麦の種類
・樽の状態
などなど・・・

それぞれのビールにある背景の違いで、同じビールだとは思えないまでに異なる味わいのある種類のビールもあります。

つまりそれらビールに合うおつまみも、こってりからあっさりしたものまでバラエティ豊かである必要があるということ。

その点から見ても、煮物にサラダ、炒め物に揚げ物など、とにかくいろいろな料理に使えるじゃがいもは、多様なビールのおつまみとしても最適です。

ということで今回は、万能なじゃがいもを使ったおつまみレシピをいくつかご紹介したいと思います。

ビールの味だけではなく、その日の天気や気分、冷蔵庫の食材に合わせながら、ぜひつくってみてくださいね。


ビールに合うじゃがいも料理レシピ1「じゃがいもとシャケのクリーム煮」

ビールに合うじゃがいも料理レシピ1「じゃがいもとシャケのクリーム煮」
スープまでしっかり美味しい、シンプルなクリーム煮込みです。
小麦粉やルーを使わないのでシチューよりはあっさり、じゃがいもをたっぷり使っているのでクラムチャウダーよりかはこってりとした味になります。
食事のようにガッツリと食べたいときにピッタリなおつまみですよ。

このレシピのポイントは、シャケをこんがりと焼いておくこと。
お魚特有のダシが出るので、コンソメやだしの素を使わなくてもうま味がしっかり染み出ます。

そのうま味と生クリームのコクが絡み合ったスープは、アルコールとの相乗効果でクセになるほど美味しいですよ♪

■このおつまみに合うビールのスタイルの参考■
・ボック
・ドゥンケル
・へレス など

<材料>
・じゃがいも:大きめ3個
・シャケ:3~4切れ
・白ワイン(なければ料理酒):40ml
・生クリーム:50ml
・粉チーズ:小さじ2杯
・オリーブオイル:大さじ1杯
・塩:適量
・ブラックペッパー:適量
・乾燥パセリ:お好みで

「じゃがいもとシャケのクリーム煮」作り方

1. 作業の10分前から、シャケに塩をふっておきます。じゃがいもは皮を剥き、シリコンスチーマーなどで電子レンジ加熱しておきます。身がくずれない程度に火が通るまで加熱しましょう。
2. フライパンにオリーブオイルを引いて弱火で加熱します。
3. シャケの水分をキッチンペーパーなどで軽くふき取り、フライパンに入れます。よく火が通るよう、弱火~中火でじっくり焼きましょう。

「じゃがいもとシャケのクリーム煮」作り方

4. シャケに火が通ったら、加熱しておいたじゃがいもと白ワイン(料理酒)を加えて強火にかけます。

002beerjagaimo

5. 灰汁を取り除いたら、生クリームと粉チーズを入れ、弱火で3分ほど煮ましょう。

003beerjagaimo

6. 塩とブラックペッパーで味を整えればできあがりです。
7. 器に移し、お好みで乾燥パセリをふりかけてお召し上がりください。

004beerjagaimo


どんな味?

ひと言で言えば、焼いたシャケを生クリームで煮るだけで完成するだけという、超お手軽料理。手間暇はかからない料理ですが、時間をかけて煮込んだシチューのように味わい深いものとなりました。

シチューほどねっとりしていませんが、さっぱりした味が好きな方は牛乳や豆乳を使ってアレンジしてもOK!


ビールに合うじゃがいも料理レシピ2「じゃがいもとひじきのカレーお焼き」

ビールに合うじゃがいも料理レシピ2「じゃがいもとひじきのカレーお焼き」
二品目のレシピは、ちょっとした飲み会で持ち寄りするときにも便利な簡単メニュー。
乾物と常備野菜じゃがいもがあればいつでもつくれるおつまみなので、お給料日前や冷蔵庫に何も残っていないときなどに多用できるメニューですよ。

ポイントは使う粉です。

タンパク質や食物繊維を豊富に含む薄力粉ならモチモチと弾力のある食感に、片栗粉はデンプン質のみなので、食材に組み込んだときの食感がサクサクカリカリとします。

食感の良さもビールを美味しくするコツのひとつですから、お手持ちのビールに合わせて使い分けてみてください。

■このおつまみに合うビールのスタイルの参考■
・スタウト
・ライトラガー など

<材料:小さめサイズ約10枚分>
・じゃがいも(男爵系がのぞましい):小さめのもの10個程度
・乾燥ひじき:20g
・塩:適量
・片栗粉or薄力粉:適量
・カレールー:1個(約20g)
・粉チーズ:適量
・オリーブオイル:大さじ2~3杯


「じゃがいもとひじきのカレーお焼き」作り方

1. 乾燥ひじきを水でもどしておきましょう。(約20~30分間が目安です)
もどしたらざるなどで水をしっかり切っておきましょう。

「じゃがいもとひじきのカレーお焼き」作り方

2. じゃがいもをタワシなどで丁寧に洗い、芽があれば取り除きます。電子レンジや圧力鍋などを用い、簡単につぶせる程度までやわらかくします。
※皮ごと使っても美味しいですよ。

3. ボウルに2で加熱しておいたじゃがいもを入れ、マッシャーや木ベラでつぶします。
4. そこに水を切っておいたひじきを入れます。

006beerjagaimo

5. ボウルに塩と適量の片栗粉(もしくは薄力粉)を入れ、手でよく混ぜましょう。
6. 片栗粉がよく混ざり、粘り気が出てくればOK。
7. ハンバーグのように成形し、オリーブオイルを引いたフライパンで焼きます。

007beerjagaimo

8. その間に、耐熱容器にカレールーを入れ、電子レンジで数十秒温めておきます。
9. お焼きが焼けたら、8で溶かしておいたカレールーを塗りましょう。
10. 最後に粉チーズをふりかければ完成です!

008beerjagaimo


どんな味?

混ぜ込むのではなく、最後の仕上げとして塗るカレールーと粉チーズがおつまみらしさを出していました。舌には直にカレー味が感じられるので味の濃いおつまみのように感じられますが、実際はひじきをたっぷり使用しているので、感じるテイストほど高カロリーではありません。

見た目にも、手づくり感満載の粗雑さがまた、ビールのおつまみとしてマッチしています。


ビールに合うじゃがいも料理レシピ3「じゃがいもナムル」

ビールに合うじゃがいも料理レシピ3「じゃがいもとひじきのカレーお焼き」
加熱時間を合わせても5分ほどで完成する、忙しい日にはちょうど良いレシピをご紹介します。ナムルと言えば、もやしや葉物野菜でつくった汁気のあるものが一般的ですが、じゃがいもを使うことで、ビールに合う汁気少な目の食感の良いナムルとなります。

ここでのポイントは、メークインなどの煮崩れしにくいじゃがいもを使うことと、材料をできるだけ細く切ることという二点。

細切りが苦手な方も、煮崩れしないじゃがいもを使うというポイントを守るだけでも、十分に美味しく仕上げられますよ。

■このおつまみに合うビールのスタイルの参考■
・ピルスナー
・ライトラガー
・ケルシュ など

<材料>
・じゃがいも(できればメークイン):小さめ3個
・ピーマン:小さめ3~4個
・塩:少々
・ナンプラー:小さじ半分
・レモン汁:小さじ半分
・ごま油:小さじ1杯


「じゃがいもナムル」作り方

1. じゃがいもの皮を剥き、きれいに洗います。

「じゃがいもとひじきのカレーお焼き」作り方

2. じゃがいもを、極々細い千切りにしましょう。
3. 2のじゃがいもをシリコンスチーマーなどの電子調理器具に入れたら、分量外の水を少し加えて加熱しましょう。お手持ちの調理器具に合わせて調整し、食感が残る程度まで温めます。

4. その間に、ピーマンを細切りにしておきます。

010beerjagaimo

5. 2のじゃがいもに火が通ったら、細切りにしたピーマンと混ぜます。

6. 全体に塩を少しだけふりかけ、5分少々待ちましょう。

011beerjagaimo

7. 下味が付いたら、手でよく混ぜます。

8. 最後に、ごま油、ナンプラー、レモン汁を加えてあえれば完成です。

012beerjagaimo


どんな味?

ほんのりとした塩気とレモン汁の風味でさっぱりとする、爽やかなおつまみでした。
細切りにしたじゃがいもとピーマン食感の良さが良いので、爽やかながらもオイルなしのスナックのように感じられ、おつまみとして良い仕事をしています。

上にも例として挙げましたが、飲み口が軽いビールやフルーティなビール、苦味が弱めのビールを選んだときには、このレシピのような刺激の少ないおつまみがオススメです。


ビールに合うじゃがいも料理レシピ4「じゃがチーズ丸め」

ビールに合うじゃがいも料理レシピ4「じゃがチーズ丸め」
じゃがいもを使ったおつまみの定番のひとつに、じゃがいも+チーズの組み合わせがありますね。お酒を好きな方のほとんどが、この二種類の素材の組み合わせがお好きなのではないでしょうか?

ここで紹介するのも、そんな定番の組み合わせを使ったお手軽おつまみです。
今回はくるみを使用しましたが、アーモンドやカシューナッツなど、お好みのドライナッツを組み合わせてみても良いでしょう。

下にも記載している通り、スタウト系なら甘めのものもドライな飲み口のものもどちらにも合います。ビールの多彩な香りをそれぞれ楽しませることのできる、スタンダードなおつまみですよ。

■このおつまみに合うビールのスタイルの参考■
・スイートスタウト
・ドライスタウト
・ベルジャン・ペールエール など

<材料>
・じゃがいも:小さめ3~4個
・くるみ(その他ドライナッツ):適量
・お好みのチーズ:適量
・塩:少々
・粉チーズ:お好みで

「じゃがチーズ丸め」作り方

1. じゃがいもの皮を剥いて洗い、ラップで包みます。

013beerjagaimo

2. 電子レンジで数分加熱し、やわらかくなるまで熱を通しましょう。

3. ボウルに2のじゃがいもとくるみ、チーズ、適量の塩を入れ、じゃがいもをつぶしながら混ぜます。
014beerjagaimo

4. ラップで包み、丸く成形しましょう。

015beerjagaimo

5. 皿に移し、上から粉チーズをふりかければ完成です。
016beerjagaimo


どんな味?

ホクホクしたじゃがいも特有の味と食感を満喫できるおつまみでした。今回使ったチーズはナチュラルチーズの中でもハード系で噛みごたえのあるチーズでしたが、市販のプロセスチーズやとろけるタイプのチーズでもよくなじみます。

間違いなくビールに合う味なので、たくさんの人が集まる席に出す際にオススメです。


ビールに合うじゃがいも料理レシピ5「じゃがいものなめ茸和え」

ビールに合うじゃがいも料理レシピ5「じゃがいものなめ茸和え」
ヘルシーだけどしっかり美味しい和風テイストなおつまみです。
トロトロしたなめ茸にツルツルしたワカメ。
二種類の素材が、蒸しただけのじゃがいもを美味しいおつまみに変身させてくれるレシピです。

ポイントはラー油です。これが有るのと無いのとでは味の差が段違いに!
ラー油はご飯や汁物にかけても美味しく重宝するので、ピリ辛系がお好きな方は買っておきましょう♪

■このおつまみに合うビールのスタイルの参考■
・アメリカン・ラガー
・へレス
・ポーター など

<材料>
・じゃがいも:中2個ほど
・ワカメ(乾燥でも生でも可):適量
・なめ茸:適量
・ラー油:小さじ半分程度

「じゃがいものなめ茸和え」作り方

1. じゃがいもの皮を剥き、丁寧に洗って泥汚れなどを落とします。

2. 拍子切りに切ります。

「じゃがいものなめ茸和え」作り方

3. 切ったじゃがいもを皿にのせ、大さじ1杯程度の水を入れてラップを被せます。

018beerjagaimo

4. 電子レンジで食感が残る程度にまで加熱しましょう。あまりやわらかくなり過ぎないよう、時折様子を見ながら調整してください。

5. その間に、ワカメを準備します。乾燥なら袋などに記載してある通りに戻しましょう。塩漬けの場合は、あまり塩分が残らないよう、何度も水ですすいでください。生の場合は、沸騰したお湯で1分ほどサッと茹でます。

6. ざく切りにしたワカメとなめ茸(市販でも手づくりでも可)をボウルに移して和えます。
なめ茸の味付けによっては、しょうゆを足しても良いでしょう。
019beerjagaimo

7. じゃがいもに熱が通ったら、皿に移します。

8. 上から6をかけ、ラー油を垂らせばできあがりです。

020beerjagaimo


どんな味?

なめ茸とワカメのとろけさせるような組み合わせがじゃがいもを食べやすくするため、
ビールもじゃがいもも進ませてくれます。ラー油のピリ辛具合が良いアクセントになっているので、安いビールでも美味しくしてくれますよ。

なめらかな食感のおつまみなので、箸が止まらなくなります。
夜にこのおつまみを食べるときには、じゃがいもの食べ過ぎに注意しましょう。

スポンサードリンク

このページの先頭へ