日本橋ビアホール(大阪・ミナミ)に行ってきた

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日本橋ビアホール(大阪・ミナミ)に行ってきた
大阪・日本橋はなかなかディープなエリアです。ミナミエリアというと、つい難波や心斎橋などにぎやかな方へ目が行きがちですが、日本橋もなかなか大阪らしい土地柄です。最近では、この辺りを“裏難波”と呼ぶようですよ。

こじんまりとした居酒屋や商店などが軒を連ね、どこか懐かしい昭和のような雰囲気が少し残る界隈です。古き良き、という言葉がしっくりくるエリアですね。今回はそんな大阪・日本橋にある“日本橋ビアホール”をご紹介します!

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日本橋駅から堺筋をてくてく歩いていくと、黒門市場のすぐ近くになんともレトロな店構えのお店が。こちらが、本日のお店“日本橋ビアホール”さんです。

読みは“ニッポンバシ”。
ニホンバシではありません。

木造のドアは開け広げてあり、入りやすい雰囲気のお店です。

平日19時前後、ミナミの他のエリア・難波や心斎橋に比べるとまだこの時間は人も少なく、本当に“裏難波”という言葉がぴったり。しかし、お店へ一歩入ると、イケメンのお兄さん達が元気よく迎えてくれます。

後述しますが、またこのスタッフさん達がとてもよく気が付かれるのです。飲食店のスタッフさんというと、サービスが良いかどうかも気になるところですが、こちらのお店は間違いなく◎です。

また、ビアホールと聞くと商業ビルやホテル屋上で開放的な雰囲気を思い浮かべてしまいますが、日本橋ビアホールは店内。

あたたかい時にはテラス席やさくっと立ち飲みでも楽しめるようです。この日、わたしたちはカウンター。他にもテーブル席があるのでグループでわいわい楽しむことも可能です。店内はそんなに広くはありませんが、オーナーのこだわりがそこここに感じられます。

店内には吊り輪(!)、やさしい電球の光が照らし、置かれている陶器製のドラフトタワーもレトロで風情があります。

また、お店全体に木がふんだんに使われており、古い歴史ある蔵でお食事をいただいているような気分になります。ミナミエリアにこういうコンセプトのお店はなかなかないように思いますが、アーティスティックな街ミナミならではかもしれませんね。


日本橋ビアホール最初の1杯目は「サッポロ黒ラベル」「琥珀エビス」

では、最初の乾杯の一杯!
わたしはTHE定番 サッポロ黒ラベル
サッポロ黒ラベル

相方は琥珀エビス
琥珀エビス

こちらはサッポロ系を広く揃えるお店なので、普段なかなか居酒屋などではお目にかかれないサッポロのスタウト等がラインナップされています。固定ファンの多いサッポロをチョイスされているところも、お店のビールへのこだわりがうかがえますね。

日本橋ビアホールさんでは、生ビールはサッポロ黒ラベル、エビスビール、琥珀エビス、エーデルピルス、エビススタウト、ハーフ&ハーフが楽しめます。

わたしのチョイスは言わずと知れた黒ラベル。すっきり!のどごし!の王道ですね。季節を問わずどんな食事にも合い、ごくごく飲めちゃいます。

ただ、ジョッキ一杯は少しビール初心者には量が多いかもしれません。ジョッキで出てくるのは黒ラベルのみですので、ビールはそんなに得意ではないけれど色々試してみたいという人は黒ラベル以外からスタートすることをオススメします。

ビールが大好きという方はぜひこちらのジョッキをどうぞ!最初にごくごく飲んでも、まだまだジョッキにはたくさん残っているはずなのでお得です。

相方が頼んだ琥珀エビスは、今年で10周年なんだそう。長い歴史があり、多くの人から愛されているのが感じられます。“すっきり、ごくごく”が夏向きだとすると、こちらは夏の暑さも落ち着きつつある秋向けのビールです。

スーパーやコンビニなどで秋季の期間限定で発売されている赤っぽい缶ビールをご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。こっくりした赤っぽい茶色、きれいな琥珀色。風味豊かでまったりとしたコクのある味わいが特徴です。

“さっぱり、ごくごく”とはまた違う、すっと鼻に残るようなビールの後味を味わうことができます。ゆっくりと味わいながら飲むのが好きな方、ビールの香りが好きな方にオススメのビールです。

また、日本橋ビアホールにはレッドアイやジンジャービアといったビールカクテルのメニューもたくさんあります。ビールが苦手という方はなかなかビールの店を楽しむことが難しいので、こういうカクテルのメニューも多いのは嬉しいですね。たくさんの種類のカクテルがあるので、たくさん試して好みのビールを見つけるのもいいですね。


ミミガーポン酢 380円

今回一緒にお願いしたお食事は、「ミミガーポン酢」
ミミガーポン酢

日本橋ビアホールさんの肉料理は豚肉が中心です。こちらのお店は他にもこのエリアでたくさんの異なるコンセプトの豚料理のお店を展開されているようです。

豚肉には並々ならぬこだわりがあるように見受けられます。そして、またこちらの豚肉は実際おいしいのです。沖縄料理店以外でミミガーが食べられるのは嬉しいですね。こりこりした触感がビールにもよく合います。

いぶりがっこ 380円

いぶりがっこ

メニューにお漬物があるとついつい注文してしまうのですが、いぶりがっこをおいているお店ってなかなかないですよね。いぶりがっこは雪国秋田の伝統的な大根のお漬物。

干し大根が凍ってしまうのを防ぐために、大根を吊るして囲炉裏の上でスモークし、米ぬかで漬け込んだものです。ぱりぱりした触感が特徴。ぽりぽり、ちびちび、お漬物をあてにビールを飲んでいると、日本に生まれて良かったなと感じます。


クレソンの蕎麦香るサラダ 550円

クレソンの蕎麦香るサラダ

クレソンと蕎麦という珍しい組み合わせのサラダです。クレソンは爽やかな香りの中にピリッとした辛みがあるのが特徴の野菜です。そんな表情豊かなクレソンに香ばしい蕎麦がちりばめられた一品です。


コラーゲン皿 480円

コラーゲン皿

豚と言えば、コラーゲン!女性の方はサプリメントや健康食品などで“豚由来のコラーゲン”という表現を耳にされたことがある方も多いはず。

実際豚肉にはコラーゲン成分がたくさん含まれています。年を重ねるとなかなか自分の体内でコラーゲンを作ることが難しくなるので、こういう良質のお肉からコラーゲンをたくさん取っていきたいですね。

また、こちらはコラーゲンが取れるというだけでなく、ほろりとほぐれるほど良い甘さのお肉とごくりと飲むビール交じり合って絶妙なおいしさになる一品でもあります。こういう甘辛い味は、ビールの苦味に本当によく合います。


ポークフライ「クラシック380円」「グリーンマスタード380円」

ポークフライ
左:クラシック 右:グリーンマスタード

なんと言っても日本橋ビアホールさんのオススメはこちらのポークフライ!
スペアリブを揚げたものなのですが、アツアツで本当にジューシー。骨までむしゃぶりつきたくなります。

クラシック、カールスモーキー、グリーンマスタード、ケイジャンスパイス、タイカレーソース、タルタル南蛮、季節のポークフライ(梅マスタード)など7種類から選べます。どれもおいしそう!!想像しただけで、よだれが・・・

今回はこの中からクラシックとおススメのグリーンマスタードをチョイスしました。クラシックはポークフライそのものを味わうことができます。いたってプレーンな味付けですが、揚げることによってぎゅっと豚の旨みが凝縮されているのを感じることができます。

またお塩やスパイスも良く効いています。日本橋ビアホールさんのポークの味は本当にとっても濃いんですよ。グリーンマスタードは青胡椒とフレンチマスタードを合えたソースがかかっています。

ポークの油分が青胡椒でさっぱり、マスタードでもっと食べたくなる風味に変化していきます。これは癖になる味ですね。ポークフライのがつんとくる味がのどごしの良いビールによく合います。

ただこちらのメニューは本当に大きなポークフライ、もちろん手に持ってかぶりつくスタイルのため手が少しべたべたになってしまします。しかし!あまり汚れたくない女性の皆さんも心配ご無用!

ジューシーなポークフライの油でべとべとになることを見越して、イケメンな店員さんがすかさず替えのおしぼりも持って来てくださるのです。手の汚れを気にせず、心置きなく、純粋にポークフライを堪能することができるのです。

お皿が空いたらすぐ下げてくれ、飲み物がなくなったらすぐに次のオーダーを聞いてくれて本当に気が利きます。


エビススタウト クリーミートップ 600円

相方の2杯目のビールは「エビススタウト リーミートップ」
エビススタウト リーミートップ

スタウトとはビールのスタイルの一つ。黒くなるまでローストした大麦から作られます。
ビールの中でも、特に色が濃く、香りが強いビールです。エビススタウトはこのドイツスタイルのビールを日本人にも飲みやすいように作られたスタウトです。

香ばしい香り、コクがある中にもさっぱりとした飲み心地が特徴です。黒ビールはあまり得意ではない、という方にもオススメです。本場の黒ビールが大好きという方にも、もちろんオススメ。濃厚なヨーロッパの黒ビールとはまた違ったおいしさがありますよ。また、さっぱりした味わいが日本橋ビアホールさんの旨みたっぷりの豚肉料理にもとても合います。
写真では少し分かりにくいですが、日本橋ビアホールさんのエビススタウトはクリーミートップという名前の通りです。とっても泡がきめ細かく、そしてたっぷりと入っています。こういう泡が楽しめるのも本格的なビールのお店ならではですね。おいしい細かい泡を味わうと、泡がビールのおいしさの要因の一つだとよく分かる気がします。


フレンチリッチフライドポテト 380円

フレンチリッチフライドポテト

ビールにはやっぱりフライドポテトでしょう。ビールと、フライドポテトやポテトサラダなどのぽくぽくしたじゃがいもの料理はとてもよく合います。日本橋ビアホールさんのフライドポテトは細身なスタイル。リッチという名前の通り、さくっじゅわっとしたフライドポテトです。ジューシーなお肉、おいしいビール、からりとあがったポテトフライ。文句なしの組み合わせですね。


豚のお多福から揚げ 480円

豚のお多福から揚げ

豚のから揚げ、というお料理も他ではなかなか味わえないのではないでしょうか。このぷりんとした豚肉は豚のリンパを使われているようでねっとりと濃厚な味わいです。

メニューには“白子のような触感”と記載されているのですが、まさにその通り!豚肉であって、豚肉でないような初めて食べる触感です。とってもクリーミーなのです。とっても不思議な触感なのですが、もう一皿追加したくなること間違いなしの一皿です。ねっとりした豚肉がさっぱりしたビールによく合います。


北極のアイスキャンデー 各180円

こちらのデザートは、

<ミルク>
012oosakanihonbashihall

<いちご>
013oosakanihonbashihall

こういう棒付きアイスキャンデーがデザートだと、とっても嬉しくなるのはわたしだけでしょうか。なんだかとっても特別な気持ちになるからです。日本橋ビアホールさんが出して下さるアイスキャンデーは、昭和20年創業のご近所・難波戎橋筋が誇る大阪名物「北極」さんのアイスキャンデーです。

一本一本が手作りなので、棒が斜めになっているのが特徴です。最近はコンビニでも手軽に買える濃厚でおいしいアイスクリームがたくさんありますが、北極さんのものはそれとは違い、昔懐かしい風情があるアイスキャンデーです。

素朴で、ビールとお肉でいっぱいの身体にじんわりと染み入るやさしいお味です。ミルク、いちごの他に、日本橋ビアホールさんには抹茶味もありますよ。普段なかなかこういう地元のアイスキャンデーを食べる機会も少ないので、日本橋ビアホールさんでのお食事の際にはデザートにぜひどうぞ!!



本日のお会計は5,180円でした。
ごちそうさまでした!

こちらの日本橋ビアホールさんは営業時間の通り、なんとランチも営業されています。ビアホールという名前が付くお店でランチ営業もあるのはなんだか新鮮ですね。

こちらのランチは、夜と同じくもちろん豚肉メニュー。ポークバーグ、生姜焼き、トンテキなど、“全部のせ”というメニューもあるようです。

がっつり系でこちらもとっても気になりますね。もちろんおいしいビールもありますよ。お買い物がてら、ぶらりと散歩がてら、お昼から至福の一杯を飲まれてもいいですね。


大阪・日本橋ビアホール(にっぽんばしビアホール)基本情報

住所:大阪府大阪市中央区日本橋1-20-8 日本橋井川ビル 1F
電話:06-6649-0254
最寄りの駅・交通手段:近鉄日本橋駅・各線難波駅・近鉄日本橋駅から約150m
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30) 16:00~23:00(L.O.22:30) ランチ有り
定休日:不定休
喫煙可能
URL:http://www.tayu2.com/beerhall.html
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