瓢湖屋敷の杜ブルワリー「ゴールデンスワンレイクエール」レビュー

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瓢湖屋敷の杜ブルワリー「ゴールデンスワンレイクエール」レビュー
瓢湖屋敷の杜ブルワリーはお米の名産地、新潟県にある醸造所です。
世界が認める「ゴールデンスワンレイクエール」は、文句なしにウマかった!

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瓢湖屋敷の杜ブルワリー 「ゴールデンスワンレイクエール」の基本情報

銘柄(商品名):ゴールデンスワンレイクエール
醸造所名:瓢湖屋敷の杜ブルワリー
原産国:新潟県
アルコール度数:5.0%
原材料:麦芽、ホップ
ビールスタイル:ゴールデンエール
内容量:330ml
カロリー:記載なし
参考価格:355円


瓢湖屋敷の杜ブルワリー 「ゴールデンスワンレイクエール」の味や風味

<外観>
瓢湖屋敷の杜ブルワリー 「ゴールデンスワンレイクエール」の味や風味
一見、ピルスナーと勘違いしてしまいそうなくらいかなり明るく透明度の高いゴールドです。
泡はほぼ真っ白できめ細かく、繊細にあわ立って消えていきます。

<飲む前の香り>
花を思わせるようなホップが爽やかに香ります。モルトの甘さもやや感じます。

<飲んだ時の香り>
モルトの甘さが増して、苦味を含む麦芽の香りが鼻からすーっと抜けていきます。

<ゴールデンスワンレイクエールの味>
軽く爽快です!
程良いモルトの甘さと上品なホップがおいしく、おもわずゴクゴク飲んでしまいます。
後味までしっかり苦味を感じるのですが、嫌味がなくとてもスッキリしています。
苦味がかなり特徴的です。強くはないのに印象的で、軽快な飲み応えだけではないビールに仕上がっています。

やや温度が上がって10度を超えるくらいになると、風味がガラッと変わって甘さとコクをしっかり感じられる落ち着きのあるビールになります。
苦味も丸みをおびて、飲み応えもライトからミディアムライト程度に変わりました。

<ゴールデンスワンレイクエールの飲みやすさ>
飲みやすいです!ゴクゴク飲めてしまいます!
普段飲みなれている国産ビール(ピルスナー)に近いものがご希望なら、ゴールデンスワンレイクエールが最適だと思います。
クセの少ないクラフトビールが好みの方も満足できます。

<ゴールデンスワンレイクエールに合いそうな料理>
冷蔵庫から出してすぐにいただくなら、シーフードサラダ、フライドポテトならオーソドックスな塩味など、軽い感じの食事が良いと思います。
ちょっと温度が上がった状態なら、ミートソース系の重めのパスタなどと合わせてみてください。
舌に味が残りやすい食事はゴールデンスワンレイクエールのシンプルな味わいがわかりにくくなるのであまりオススメではありませんが、ピルスナーのようにカラッと飲むなら餃子などにもよく合うと思います。

<総合評価>
★★★★★(星5つ)


「ゴールデンスワンレイクエール」のレビュー

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素直に、ウマいビールです!
この一言で終わらせても良いくらい、本当においしくいただきました。
というわけで、ここから先は蛇足です(笑)
まずは、ぜひ飲んでみてください!

ゴールデンスワンレイクエールは、温度で味わいがかなり変わります。わたしは香りも味わいも10度程度のものが好きでしたが、もっと冷たい状態なら、ピルスナーを思わせる日本人が大好きな飲み口としてもいただけます。

1杯目だけはちょっと我慢して、温度を10度以上まで上げてから味わってみてください。
ゴールデンスワンレイクエールのスッキリとした花のようなホップの香りとモルトの甘さとほろ苦さの全てが味わえるはずです。
見た目は本当にピルスナーを思わせる薄いゴールドですが、香りとコクはやっぱり上面発酵のエール。軽快さの中にしっかりした苦味とコクがギューっと詰まっていて、何口飲んでもウマい!

もっと温度が上がって13度程度になると、ホップの爽やかさがスーッと穏やかになり、モルトの甘さを強く感じられるようになります。
そして、麦の甘さがおいしいなーと思って油断していると、余韻に苦味がやってきます。
苦味はしっかりと続きますが、次のひと口の邪魔をしません。
計算された味わいの変化は、醸造家さんの技術と素材のチカラがあってこそだと思います。
とてもシンプルで派手さはありませんが、こういうビールほど大変な神経を使って醸造するのだそうです。

最初の数口だけでは特徴を掴むのが難しいかもしれませんが、1本飲みきる頃には、このビールの無言の説得力に圧倒されるはずです。
ビールは生き物という当たり前のことを改めて教えてくれました。

わたしの格言というか、思いこみ?のひとつが「水がウマいビールはウマい」なのですが、ゴールデンスワンレイクエールはまさに水がウマいビールです。
ビールの90%以上は水なので、水がおいしいというか、水そのものが自分の口にあうと、ビールのおいしさが格段に上がる気がするんです。
ゴールデンスワンレイクエールに使われている水は、越後の名水阿賀野川の伏流水。
瓢湖屋敷の杜ブルワリーのビールには全てこの水が使用されているので、どのビールもおいしいはず!

シンプルなビールほど繊細に作られていて、作り手の思いそのものがビールになっているということをしみじみと感じることができた1杯でした。
これからもいろいろなビールを飲み続けることになるかと思いますが、このビールに立ち返る日が来るような気がします。
ゴールデンスワンレイクエールは、間違いなく瓢湖屋敷の杜ブルワリー(スワンレイクビール)さんの仕事の丁寧さがうかがえる1本です。
ごちそうさまでした!


ゴールデンスワンレイクエールの受賞歴がスゴい!

ゴールデンスワンレイクエールは、2015年9月19日~20日に行われた「インターナショナル・ビアカップ2015」で銅賞を受賞しています。

しかし!受賞は今年が初めてではありません。
ゴールデンスワンレイクエールの受賞歴をご紹介しますと・・・

【2014年】
銀賞:インターナショナル・ビアカップ2014

【2013年】
銀賞:アジア・ビアカップ2013

【2011年】
銅賞:インターナショナル・ビアコンペティション2011
銅賞:ジャパン・アジアビアカップ2011

【2010年】
金賞:インターナショナル・ビアコンペティション2010

【2009年】
銀賞:インターナショナル・ビアコンペティション2009

【2008年】
銀賞ジャパン・アジアビアカップ2008

【2005年】
銅賞:インターナショナルビールサミット2005

【2004年】
銀賞:インターナショナルビールサミット2004

【2003年】
銀賞:インターナショナルビールサミット2003

【2002年】
銀賞:インターナショナルビールサミット2002

スワンレイクビールさんは、ワールドビアカップで初めて金賞を受賞した日本メーカーでもあります。

受賞はもちろん素晴らしいことなのですが、ビールの質を高いレベルでキープしながら、新しいことへ挑戦する姿勢そのものが素晴らしいですよね。
ゴールデンスワンレイクエールを飲めば、この数々の賞をいただいた理由がわかると思いますよ!


スワンレイクビールの樽生を東京で楽しもう!

スワンレイクビールの樽生を東京で楽しもう
東京でスワンレイクビールが楽しめる店舗は、実はたくさんあります。
国産クラフトビールにこだわっているビアバーには、スワンレイクさんのいずれかのビールがラインナップに上がっていることと思います。

やっぱり樽生で味わいたいなら、直営店へどうぞ!
銀座の「豪農 五十嵐邸銀座『Kura・凛』」は、スワンレイクビールと一緒に会席料理などを楽しめるお店です。

しかしながら、接待向けの個室などが用意してあるお店ですので、ビール好き同士でちょっと1杯気軽に・・・という雰囲気ではないかもしれません。

もっと軽い感じでスワンレイクビールを存分に楽しみたいなら「Pub Edo」へ。
スワンレイクビールの直営店で、「SWANLAKE PubEdo 八重洲店」は東京駅から徒歩5分、「SWANLAKE PubEdo 渋谷代々木上原 カフェドテテ」は代々木上原から徒歩3分のところにあります。

どちらも飲み物はスワンレイクビールが中心ですが、「SWANLAKE PubEdo 八重洲店」ならヘッドブルワーの本田龍二氏が厳選したゲストビールもあります。
ブルワーが選ぶ、今いちばん飲んでおきたいビールを楽しむことができるので、クラフトビール好きなら1度は足を運んでおきたいお店ですね。

開設当初から「新潟から日本のビール作り」を行ってきたスワンレイクさんの試みは成功していますし、これからも間違いなく続くはずです。
名実ともに日本を代表する頼もしい醸造所でもあるスワンレイクビールさん、これからもおいしいビールを期待します!
Juneやよい

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