おさえておきたいビールベースのカクテルレシピ
そのまま飲んでもおいしいビールですが、たまには気分を変えてビールベースのカクテルはいかがでしょうか?
ビールが苦手な女性でもグイグイ飲めてしまう定番カクテルから、ちょっと変わったカクテルまで、世界中のビールベースカクテルをご紹介します!
ビールベースカクテル作りのポイント
ビールをカクテルのベースにするならポイントは「炭酸」と「苦味」です。
炭酸+炭酸でシュワシュワを楽しむ、苦味に苦味をプラスして味わいを楽しむ、苦味に甘さを足して飲み口を変えてみる・・・など、炭酸と苦味を活かしたカクテルがビールベースの醍醐味。
また、基本的にどのビールベースカクテルも氷は入れません。
(モヒートビールには入れます)
代表的なビールベースカクテル
まずは特に有名なビールベースカクテルを復習しましょう。
シャンディー・ガフ
ビールとジンジャーエールを1:1で割るだけの超お手軽カクテル。
ビールの苦味とジンジャーエールの甘さが絶妙で、香りも良いカクテルです。
炭酸が好きな方、ビールが苦手な方にオススメ。
ジンジャーエールを先にグラスに注いで、ビールを注ぎましょう。氷は入れません。
ジンジャーエールを炭酸水に変えたら「パナシェ」になります。
レモン風味の炭酸水じゃないとパナシェではないという見解もあり、フランスではビールとレモネードで作られます。
パナシェはフランス語で「混ぜあわせる」という意味で、ビールとグレープフルーツを割った「グレープフルーツパナシェ」などもあります。
オレンジジュースとビールを1:1にしたら「ビター・オレンジ」になります。
レッド・アイ
トマトジュースとビールを1:1で割ります。こちらも氷は入れず、先に注ぐのはトマトジュース。
レッド・アイはおいしくて身体もいたわることができるカクテル!トマトジュースに含まれているリコピン、グルタチオン、カリウムなどには二日酔いを予防する効果があると言われています。
もうちょっとパンチを効かせたいときはブラックペッパーや塩を入れてもOKです。
レモン汁を搾ればトマトジュースのえぐみが和らぎます。
ハーフ&ハーフ
ハーフ&ハーフは2種類のビールを1:1で割るだけ・・・なのですが、どんなビールでも良いというわけではありません。
基本は黒ビールと淡色ビールで良いのですが、スタイルを無視してしまうと相性の悪いハーフ&ハーフになってしまいます。
最初は、ビアバーなどのハーフ&ハーフメニューを参考にしましょう。
ビアマイスターだけがビールを注ぐことができるKirin-Cityのハーフ&ハーフは「一番搾りスタウト(黒生)」と「キリンラガー」です。
コンビニでも購入できる黒ビールの代表格「ギネス エクスラスタウト」をベースに、ベストカップルを見つけるのもハーフ&ハーフの楽しみ方です。
ちょっと変わったビールベースカクテル
ここからは、知る人ぞ知るビールベースのカクテルです。
自宅でも試せるものばかりですので、挑戦してみてくださいね。
ホットビール
寒い冬や風邪をひきかけのときに試してみたいホットカクテルです。
・黒ビール…カップ1杯分
・黒砂糖(はちみつでもOK)…スプーン1杯 おこのみで
・シナモンパウダー…適量
作り方
1.ビールをミルクパンなどで温めます。火の温度は弱火。
2.50度~60度くらいになったら、黒砂糖を入れて溶かします。
3.グラスに注いでシナモンパウダーを振りかけます。
もっとスパイシーにしたいときは、ビールを温めるときにスライス生姜、グローブなどを入れてみてください。
エッグ・ビール
卵黄1個をグラスに入れてしっかり溶いたあとに、ビールを注ぎます。軽くステアしたらできあがり!
エッグビールで使うビールはどのスタイルでも構いませんが、黒ビールを用いたエッグビールは「イエロー・サンセット」と呼ばれています。
甘さが欲しいときははちみつやガムシロップなどを入れましょう。
口当たりがまろやかで、肌寒い季節にもオススメのビールベースカクテルです。
ビール+アルコールのカクテル
自宅パーティでも絶対活躍する、ぜひ覚えておきたいビールにアルコールをプラスするカクテル。
モヒート・ビール
オトナ味だけどどこか懐かしい感じが魅力のモヒートをビールベースで作るカクテルです。
・ラム…45ml
・ライム(ライムジュースでもOK)…10ml
・シロップ…ティースプーン1杯 おこのみで
・ビール…グラスサイズによって適量
・ミントの葉…適量
作り方
1.グラスにミントの葉とライムとシロップを入れてスプーンなどで軽くつぶします。
2.ラム、ビール、氷を入れて、ミントの葉を飾ったらできあがり。
ミントには鉄分がたっぷり含まれているので、女性向けのカクテルでもありますね。
ブラック・ベルベット
なんとも大人なネーミングのブラック・ベルベットは黒ビール1:スパークリングワイン1で作ります。
黒ビールの深みにキリッと冷えたスパークリングワインのコクがマッチする黒ビールカクテルの代表です。
ビール1:白ワイン1なら「ビア・スプリッツァー」になります。
オリジナルビールベースカクテルを楽しんで
カクテルはお酒を使ったミックスドリンク。
オリジナルのビールベースカクテルを発案するのももちろん自由なのです。
シークヮーサーや日向夏などのご当地フルーツを搾ってみたり、梅酒や杏露酒を使ってみたり、自慢の逸品を作ってみてくださいね。