春吉三丁目屋台バル アカボシに行ってきた私の評価
「春吉三丁目屋台バル アカボシ」は福岡の繁華街である天神地区にあり、西鉄福岡駅から徒歩で約10分の場所にあります。また、福岡の夜遊びの街「中洲」からも徒歩圏内にあり、福岡名物の屋台(中洲や天神、長浜エリアにあります)で軽くビールと福岡名物の餃子を食べてから、ふらっと立ち寄ることもできます。
天神から中洲を通る大きな道路(国体道路)から小道に入って、約5分程度進んだところにあるお店。お店は大き過ぎず、一見すると隠れ家的な雰囲気です。
春吉三丁目屋台バル アカボシの店内
昭和レトロな雰囲気を醸し出しているお店の玄関から店内に入ってみると、左手には店主と思われる方が厨房で調理中で、まっすぐ進むと大きなテレビとカウンター席、テーブル席があり、既に店内にはサラリーマンと思われるグループが3グループいらっしゃいました。
店内はテーブル席とちょっとしたカウンター席あわせて25席あります。
アメリカの70年代の音楽が流れ、店内の内装を始め、テーブルや椅子などが木を基調・黒などのシックな色で揃えられており、落ち着いた雰囲気です。
店内の照明は程よい明るさの白熱灯。
玄関の左手にはハイネケンなどの輸入ビールやサッポロといった国内ビールが入ったショーケースがあります。
右手にはアサヒエクストラゴールド、アサヒ熟撰プレミアム、キリン一番搾りプレミアム、エビス黒・生ビールなどのビールサーバーがあり、ビール好きには堪らない設備がずらりと並べられていて、圧巻です。
店内の壁はグレーが基本色で、テーブルは小豆色(深い赤色が混じった茶色)、枯茶(木の幹の様な色)で自然色との一体感が心地良いです。
当日、店内には70年代の洋楽・ソールミュージックが流れていて、とても楽しいかつ懐かしい気分になれ、旧友との会話がとても弾みました。
ビールの飲み放題ではセルフサービスとなっているので、ビールをたくさん飲みたい!という方にとっては、とても便利なシステムと思います。
春吉三丁目屋台バル アカボシのメニュー
春吉三丁目屋台バル アカボシのメニューをご紹介致します。
フードメニュー
まずはフードメニューですが、鶏なんこつのから揚げやカキフライといった揚げ物から、海鮮塩とんこつ焼きラーメン、レタスチャーハン、クリームスパゲッティーといったお腹にたまる炭水化物、お店の看板メニューである「博多一口餃子の鉄板ネギ焼き」、「博多下町おでん 5種盛り」、シーザーサラダやジャーマンポテトサラダといったサラダ系、焼き荒挽きソーセージや海老とアサリのアヒージョといった焼き物系まで幅広く取り揃えております。お値段は500円程度〜1000円程度で、比較的お手軽なお値段です。
ドリンクメニュー
ドリンクメニューですが、何と言っても国産プレミアムビール(アサヒのエクストラゴールド、アサヒプレミアム、エビス生ビール、キリン一番搾り)や氷点ハイボール、スパークリングワイン、ハイサワー、カクテル、ワイン、焼酎(芋、麦、米)、日本酒、果実酒、ソフトドリンクのセルフ飲み放題の種類の多さと品揃えに驚きました。プレミアムビールが一同に揃い、しかもセルフの飲み放題とあって、ビール好きにはたまりません。
また、90分1500円、120分2000円とお得なお値段。もちろん、単品での注文も可能で、プレミアム生ビールは(1)アサヒエクストラゴールド(2)アサヒ熟撰プレミアム(3)エビス生ビール(4)エビス黒ビール(生とのハーフ、ハーフも可能)(5)キリン一番搾りプレミアムを揃えており、1杯500円。国産ビールの他にもハイネケンなどの輸入ビールもございます。
その他はスパークリングワイン(390円)、酎ハイ(480円)、ハイボール(500円)、グラスワイン(白、赤、ロゼ:290円)、焼酎(芋、麦、米、黒糖:480円)、日本酒(冷、熱かん:500円)、果実酒(480円)、カクテル(500円)、ソフトドリンク(350円)と一通り揃っており、格安で飲めるワインやスパークリングワイン、果実酒など、ビールが苦手な方でも楽しめるメニューとなっています。
春吉三丁目屋台バル アカボシで注文したビール・ワイン
お店の看板メニューでもある国産プレミアムビールをぜひ飲んでみたいと思い、ビール2種類と個人的にワインが好きなので白ワインとスパークリングワインを頂きました。
(1)エビス生、黒ビール 500円
お正月明けて間もない時期でしたので、おめでたい気分を味わおうと思い、エビスビールを頂きました。勉強不足だったのですが、エビスの生と黒をミックスしたものがあると知り、ぜひ飲んでみたいと思い、友人と3人で一緒にオーダー。
3分ほど経ち、琥珀色の美しい色のビールが目の前に置かれ、喉も渇いていたので早速一口。きめ細やかな泡と、ホップの苦味、そしてほんのりとした甘味が絶妙なバランスでミックスされ、喉が渇いていた事もあり、あっという間に飲み干してしまいました。お肉料理ももちろんですが、上品な味なので、味が薄めの料理でも十分にあう素敵なビールです。
(2)アサヒエクストラゴールド 500円
次にオーダーしたのは国産ビールのアサヒエクストラゴールド。先ほどのエビスビールとうって変わって、透き通った黄金色が美しく、泡も先ほどのエビスビールと同様、きめ細やかです。エビスビールでちょっとしたお祝い気分を味わった後、このエクストラゴールドをぐいっと飲んでみたところ、口の中に広がるビール特有の苦味とビールが喉を通る際の気持ちのよい喉越しがたまりません。
アヒージョやお肉料理といった比較的味が濃ゆい料理にあうと思います。エビスビールはマイルド、アサヒエキストラゴールドはキレといった感覚でした。
(3)白ワイン 290円
個人的にワインも好きなので、こちらのお店では格安でワインをご提供されている事もあり、白ワインをオーダー。さっぱりとした風味で、どの料理にもあう白ワインです。
(4)樽詰スパークリングワイン 390円
スパークリングワインというと取り扱っているお店がビールやハイボール、焼酎に比べて少なく、ワインよりもさらっと飲めるので個人的にはかなり好きなのですが、お店のドリンクメニューを見て、スパークリングワインの名前があった時は、必ずオーダーしようと思いました。
ビールと白ワインを楽しんだ後、念願のスパークリングワインをオーダー。ひんやりと冷やされた色美しいスパークリングワイン。口に含んでみると、口いっぱいに広がるワインの香りと気持ち良く刺激してくれる炭酸。
料理を食べ、口の中をさっぱりとしたいと思っていたので、スパークリングワインがかなり進み、あっという間に飲み干してしまいました。
春吉三丁目屋台バル アカボシで頼んだおつまみ
お通し マカロニとツナの和え物・枝豆・イカのフライボール
お店に入り、エビスビールを片手に友人との会話に華を咲かせている中、待ってましたとばかりにお通しが3つ、小鉢に入って目の前に出して頂きました。
マカロニとツナの和え物、枝豆、イカのフライボールの3つでしたが、丁度、小腹が空いていたので男三人、ビールを飲むやお通しをつまむやらであっという間に小鉢は空になりました。
マカロニとツナの和え物はマイルドな味付けのツナがマカロニといい塩梅で絡み合い、程よい味のミックス感を醸し出していました。枝豆は大きすぎず、小さすぎず、食べやすいサイズかつ塩加減もばっちりと手がついつい伸びてしまいます。
最後にイカのフライボールですが、うずらの卵ほどの大きさで見た目は小さいものの、口にほおばると中はぎっしりとイカのつみれが詰まっており、一口食べると二口、三口とこれもついつい手が伸びてしまう程の癖になる味付けでした。
博多下町おでん 5種盛り 680円
フードメニューにでかでかと赤い文字でアピールしているお店の看板メニュー「博多下町おでん」お店に入った時に丁度左手にほんのりと湯気を出している美味しそうなおでんが目に入ったので、ぜひ食べてみたい!と思い、オーダー。数分後、「お待たせいたしました。」まだ一月になったばかりで、外で冷えた体にもってこいの温かいおでんが目の前に。冷えた体を温めたかったので、早速、個人的に大好物のコンニャクから頂く事にしました。
フィレステーキ並みにぶ厚いコンニャクはお箸ではさすがに切れないほど、弾力があり、お箸でそのぶ厚いコンニャクを挟み一噛み。「何という弾力!これは美味しい!」肉厚のコンニャクは見た目以上に弾力があり、お口の中に入れて噛んでみると口の中でコンニャクが踊り、良く煮込まれている為か、おでんの出汁が口一杯に広がり、大満足でした。
コンニャクの後は、串に刺さった牛スジ、煮卵、厚揚げ、大根の順に頂きましたが、どれもおでんの出汁が滴り落ちるほど、しっかりとしみ込んでいて、冬の寒い風に冷やされた体にはまさに持ってこいのメニューです。
旬の牡蠣とキノコの鉄板バター&ガーリックステーキ 880円
冬の季節という事もあり、旬の食べ物をぜひとも楽しみたいと思っていたので、おでんに続き、牡蠣の鉄板焼きをオーダーしました。オーダーしてから約10分が経ち、「お待たせしました。鉄板が熱いのでお気をつけください。」と目の前には鉄板からはみ出るくらいかなり大ぶりな牡蠣が乗った熱々の鉄板が出されました。
じゅうじゅうと食欲をそそる鉄板の音と炒められたガーリックの風味がこれもまた食欲をそそります。今まで見た牡蠣の中でもベスト5に入るくらい大きな牡蠣で、一般的に熱すると牡蠣は縮むものですが、熱されて人差し指程度の大きさぐらいある牡蠣は本当に数える程しか見た事がないです。
ガーリックの匂いにそそられ、食欲も我慢できないので、フォークを取り、一番大ぶりな牡蠣を選び、口の中へ。一口では食べきれない程の大きさで、ガーリックとバターの香ばしい匂いと共に一噛み、二噛み。噛むたびに牡蠣の中から、熱々の牡蠣のエキスがじゅわっと溢れ出て、お口の中には海の香りとガーリック、そしてバターの香りが絶妙にマッチし、最高のハーモニーを醸し出してくれます。
お会計
「春吉三丁目屋台バル アカボシ」には3人で行ったのですが、一人当たり約3,000円程度でした。格安のワイン・スパークリングワイン、プレミアムビールがお得な価格で飲めるだけでなく、料理もどれも一つ一つ手が凝っていて美味しいので、とてもコストパフォーマンスは良いと思います。
「春吉三丁目屋台バル アカボシ」は福岡の繁華街である天神と中洲のちょうど真ん中に位置し、とても利便性が良い上、気軽に入れる雰囲気のお店です。
肩を張らずに、ふらっと立ち寄れ、どこか懐かしい昭和の雰囲気を醸し出した店内の内装と懐かしい音楽。ビール好きにはたまらないプレミアムビールの飲み放題とお手頃なワイン、そしてどれも美味しい料理と、友人や会社の同僚とついつい寄りたくなるお店です。天神や中洲にお越しの際はぜひお立ち寄りください。
春吉三丁目屋台バル アカボシお店の基本情報
住所:福岡県福岡市中央区春吉3丁目13の20 中原ビル3 104 1階
営業時間:18:00〜翌2:00頃(月によって変わるのでご注意ください)
・日曜日、祝日最終日は翌1時迄
・最終入店時間は閉店1時間前迄
電話番号:092-202-0006
定休日:不定休
カード:使用不可
駐車場:有り(ビルの隣、前にコインパーキングがあります)
喫煙可否:可能(分煙)
キャパシティー:25席
<最寄りの駅・交通手段>
・地下鉄天神駅から徒歩10分
・西鉄福岡駅から徒歩10分
・JR博多駅から徒歩20分
・天神南駅から7分
天神エリア(春吉)にお店があります。
博多駅から行く場合は、(1)バス(2)電車の2パターン
(1)バスの場合は、博多駅博多口を出て、正面にある博多駅前Aのりばから天神方面のバスに乗り、「春吉」で下車。(運賃は100円、所要時間は約20分)
春吉で下車した後、春吉の交差点まで歩いて行き、カラオケ屋とローソンの間の道をまっすぐ進み、5分ほど進むと左手にお店が入っているビルが見えてきます。
(2)電車の場合は、福岡市営地下鉄「天神駅」下車。国体道路沿いの三越まで地下街を歩き、地上に上がったら、大きな幅の道路(国体道路)をキャナルシティ方面にまっすぐ進んでください。キャナルシティ方面が分からない場合は、大丸を左手にして、まっすぐ進んでください。
国体道路沿いに歩いて約10分すると、右手に吉野家やローソンが見えてきます。ローソンとカラオケ屋の間の道をまっすぐ進むと赤い星の看板が見えてきます。
お店のある場所(春吉)は、中洲と天神の丁度中間地点にあり、昼もですが夜はより賑やかな所なので、比較的安心して歩いていけます。