名古屋市栄Beer’s(ビアーズ)に行った感想・レポート

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Beer’sはベルギービールを中心とした海外ビールが100種類以上揃い、充実したフードメニューも人気の鉄板居酒屋です。

巷では「大人の隠れ家レストラン」というイメージですが、気軽に立ち寄れる居心地の良いお店。何より、お酒を飲む人にも飲まない人にも人気なのです。何度も通ってメニューを制覇してみたいと思わせてくれる名古屋市の鉄板居酒屋Beer’sをご紹介します。

名古屋市の繁華街 “栄”界隈の中でも、特に居酒屋などの飲食店が連なる賑やかなエリア「住吉通り」に面したサントウビルB1FにあるBeer’s。

名古屋市営地下鉄「矢場町駅」6番出口か、「栄駅」8番出口から、徒歩約5分。
住吉通りで一際目立つ「SHIDAX」の西向い側の角、白いビルの地下1階にあります。目印はアンティークなランプ型の看板と黒板メニュー。この黒板メニューは、おすすめメニューが書かれているので要チェックです。

というのも、店内のメニューには写真が殆どついていないので、何を頼もうか目移りしてしまう人も多いはず。こういった外看板のおメニューは、頼もしい味方なのです。
名古屋市栄Beer’s(ビアーズ)外看板

看板の付近にある階段を下りると、お店が2件向かい合っています。その2件のうち “なんとなく入りにくそう” に見えるほうがBeer’s。赤い扉が目印です。
Beer’s(ビアーズ)赤い扉
大人の隠れ家レストランという言葉を裏切らない入口ですが、恐れずに入りましょう。早めの時間に来店すると、ドアが開いている場合もあり比較的入りやすいと思います。

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Beer’s(ビアーズ)の店内の雰囲気はオールドアメリカ

Beer’s(ビアーズ)の店内の雰囲気は「古き良きアメリカ」。
全体的に落ち着いたダークブラウンの木材を基調に、アメリカのオールディーズの世界や、映画で登場しそうな雑貨やインテリアで世界観を統一しています。

暗めの照明に、BGMのJAZZが抜群の雰囲気ですが、決してダークな感じではなくて、ラフで居心地の良い “古い喫茶店” のような空間といっても良いでしょう。「隠れ家」という少々入りにくそうな怪しげなイメージはないので、若い女性だけでもふらっと立ち寄ることができます。それもそのはず。お店が提示しているキャッチコピーは「鉄板居酒屋」ですから。

そして店内で一番キラキラと輝いているのが10席のカウンターです。Beer’s(ビアーズ)といえば、このカウンターの写真、というくらい、店内で一際存在感を放っています。

Beer’s(ビアーズ)の店内の雰囲

一人飲みやカップルに人気のカウンターは、テーブルも椅子も温かみのある木製で、所狭しと自慢のビールやお酒が並んでいます。席は他に、レンガの壁に囲まれたボックス席が1つ、ソファと椅子のテーブル席も並びます。

個室はありません。このテーブル席とボックス席の真っ赤なソファが、全体の落ち着いた木材のインテリアをポップにしてくれています。ソファの座り心地も硬すぎず柔らかすぎず、ゆっくり長居してしまっても苦になりません。全部で40席という小さな店内ですが、壁の飾りにミラーを多く取り入れているのも、窮屈に感じさせない工夫の一つではないでしょうか。

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ビアーズの豊富なメニュー:飲み物編

早速メニューを開きます。とにかく種類が豊富なので、ついつい選ぶのに時間がかかってしまいます。
まずはアルコール類。ピンクキラーを初めとしたフルーツビールが5種類、カンティヨングース・ローデンバッハクラシックなどスペシャルビールが5種類、ギネス・オルヴァル・ライオンスタウトなどのダークビールが13種類、リバティーエール・ボディントン・エッゲンベルガーなどのエールビールが16種類、デュベル・ギロチン・フォーエックス・ピルスナーウルケルなどドライビール32種類・ビアカクテル9種類という多さに加え、カクテル・ウイスキー、ソフトドリンクでも20種類以上あります。

樽生ビールは、「レーベン・ブロイ」「バス・ペール・エール」「ヒューガルデン」の常時3種類に、ラッキーな時は時期限定の樽生ビールが出現するという嬉しい噂も!黒ビール好きの方なら「バス・ペール・エール」と「ギネス」が楽しめます。

ビール価格はおよそ780円(税抜)~1,180円(税抜)。多くがボトルビールなので、ボトルのフォルムやラベルも楽しみながら、たっぷりと飲むことができます。

数々のビールを他所眼に、散々悩んだ末にまず注文した1杯目は、今まで飲んだことがなかったフルーツビールです。


セントルイス・プレミアムピーチ 880円(税抜)

セントルイス・プレミアムピーチ

ベルギーでしか造られないランビックビール(自然醗酵ビール)で、ピーチの甘い香りが本当に豊か。かといってジュースなどのようなベタつきや甘ったるさは一切なく、爽やかな味わいです。

何よりも、ビールの味や香りがしないのが特徴で、ビール好きには物足りないとは思いますが、飲み会や宴会でビールが苦手な女性などにも安心して薦められそうなフルーツビールです。

ちなみにアルコール度数は2~3%ですから、本当に低度数です。今までフルーツビールを飲んだことがない人には、駆け付け1杯でぜひ注文してみてください。炭酸の効いたフルーツドリンクのような爽やかさが堪能できます。


アンカーリバティーエール 880円(税抜)

アンカーリバティーエール
2杯目に注文したのは、アンカーリバティーエールというアンカー社の銘品。ビール評論家が探してでも飲むというビールです。

さきほどのセントルイス・プレミアムピーチよりもグラスが大きいせいか、量がたっぷりです。味はビールの香りとコクが強く、しかし苦味は感じません。まさにアンカー社の銘品とは、これなのか!と唸るテイスト。

“ビール臭さ” がなく、麦芽の豊潤な香りを堪能できるビールでした。
料理の味を抜群に引き立ててくれることは間違いなく、「何を食べたら、より美味しいだろうか」と考えるだけで気分も上がります。


ビアーズの豊富なメニュー:料理編

Beer’sでは食事メニューも楽しみの一つ。鉄板居酒屋というだけあって、お好み焼き7種類、焼きそば数種・タラバ蟹トーストなどのパン、にんにくチャーハン・そばめし・オムライスなどご飯メニューが13種類、出汁巻き卵に豚肉のキムチ炒め・豚バラともやしの塩こんぶ炒め・鉄板ビザ・マーボー豆富と、あれもこれも食べたくなる鉄板料理が14種類。

さらに、肉・海鮮メニューが18種類、ささみの燻製や生ハムのお刺身・炙りスモークビーフに黒糖にんにくなど、おつまみが24種類、サラダも嬉しい7種類。加えてカフェメニューのようなお洒落なスイーツが5種類。

どれも食欲をそそるメニュー内容で、ビール目当てでない人でも満足できるメニューの豊富さも人気の理由なのです。

例えば肉料理ひとつとっても、特選和牛あり、イベリコ豚あり、合鴨あり……と、肉厚でジューシーなとっておきの肉料理が勢ぞろい。海鮮メニューはオイルサーディンのおろし醤油・穴子一本出汁巻き卵・ムール貝のヒューガルデン蒸し・厚切りスモークキングサーモンなどの様々な海鮮素材が目白押しです。

そんな数あるフードメニューの中でもお店の一推しは「アボカドチーズ焼きそば」「白コロホルモン」「仔羊の香草オーブン焼き」、口コミの人気も高いメニューです。

スイーツメニューには濃厚クリームブリュレ・あまおう苺のアイス・自家製生チョコなど気になるメニューの他に「なくなると変わる季節のなんか」というメニューがあります。ネーミングセンスも素敵ですが、「なんか」が何なのか大変気になるところ。ぜひ次回は注文してみようと思います。

これらのオススメメニューはどれも捨てがたかったのですが、まずは1杯目のフルーツビールのおつまみには、さっぱりとした野菜が食べたくなり、1品目は定番的な「セロリのゴマ和え」380円(税抜)を注文することに。


「セロリのゴマ和え」380円(税抜)

セロリのゴマ和え

ゴマ油と塩がしっかり効いた、クセになる定番料理です。もう少し量があると嬉しいところですが、味付けがしっかりしているので、健康にはこれくらいがちょうどよいのでは。ただしフルーツビールにはサラダでもよかったのでは? と後悔するくらい、しっかりした味付けなので、ビールのおつまみにするなら存在感のあるビールのほうが、セロリのゴマ和えにはおすすめです。


トマトのお好み焼き 980円(税抜)

トマトのお好み焼き

2品目の注文はトマトのお好み焼き、980円(税抜)です。「鉄板居酒屋Beer’s」に来たならば鉄板料理やお好み焼きは食べておきたい。トマトのお好み焼きは手書きのおすすめメニューにも記載されていて、丸ごと1個分のトマトを利用したふわふわのお好み焼きだという添え書きに釣られました。

お好み焼きの生地にはメレンゲが入っているそうで、食べた感触は卵焼きにも似たフワっとした食感。これがメレンゲの隠し技なのです。思わずメレンゲだけでできているのではないかと思うくらい、ライトなお好み焼きです。

トマトと豚肉の乱切りがトッピングされ、生卵が中央に乗っていました。この生卵が、全体をまろやかに濃厚にしてくれています。生地がライトでも、この卵の濃厚さがあるから満足感があります。タレの味は少し酸味も効いていて、洋風のお好み焼きとも感じられる味なので、女性には人気のメニューではないでしょうか。他では中々食べられないお好み焼きを味わうにはおすすめです。

名古屋市Beer’s予算の目安

今回注文したメニューは以下の通りです。

・セントルイス・プレミアムピーチ880円(税抜)
・アンカーリバティーエール880円(税抜)
・セロリのゴマ和え380円(税抜)
・トマトのお好み焼き980円(税抜)

サービス・チャージ料が1人300円加算され、総額は3,669円(税込)。ビール1杯が平均900円ほどなので、普段味わえないビールを堪能したい人が大満足できるお店です。

料理も380円から取り揃えており、ソフトドリンクも380円から揃っています。料理はシェアできるボリュームのものも多いので、やはり2~3人で料理はシェアし、ドリンクを沢山注文したほうが、同じ3,000円の内容でも、満足感はより得られるはずです。

勿論、安く沢山ビールが飲みたい! という人には3,000円~5,000円の飲み放題のコースもあります。コースではドイツ生ビール、レーベン・ブロイ飲み放題。ビールの種類によってコースが分かれているので、お好みのコースを堪能できます。

また、誕生日コースでは事前予約でお祝い用のデザートプレートを用意してくれます。料金をプラスすればバースデーケーキも用意してもらえるので、誕生日パーティーには最適でしょう。そして大人数での来店の際には、ぜひ大きなYard Grass(ヤードグラス)で注文してみてください。盛り上がること間違いなしです。


名古屋市Beer’s(ビアーズ)のその他の情報

40席の小さな温かい空間Beer’sは、最大50名までの貸し切りが可能です。この日は19時に来店したためか、土曜日のわりには空いていました。先客は1組の団体と女性2人連れのみだったのですが、20時を過ぎると、カップル2組、5人連れのお客様も入店し、ほぼ満席に。隠れ家レストランというと、ひっそりとカウンター越しのマスターと顔を突き合わせて……というムーディーなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、ここは気軽に立ち寄れて、スタッフは忙しくお仕事をしているため、特に人見知りの激しい人でも気楽に過ごすことができる雰囲気です。

ビールに詳しくない人は、スタッフにおすすめを聞いてみると良いでしょう。そのビールに合うフードメニューも教えてくれるはず。

雰囲気よし、味よし、と、これといって欠点は無いお店ですが、注意点があります。それは、お手洗いが1つしかないこと。男性も女性も一緒です。もちろん掃除が行き届いていて店内の雰囲気に合った空間ではありますが、込み具合によってはお手洗い渋滞が起こりますのでご注意ください。

まとめ

入店する前は、店構えなどからして何となく扉を開けるのに勇気が必要な人もいるであろうBeer’sですが、店内の居心地の良さに加え、豊富なビール、アルコール、ドリンクメニューに、しっかり食べられるフードメニューの充実具合が相まって、もう一度行きたいと思わせてくれるお店です。帰りにはご丁寧に扉の外までお見送りしてくれたスタッフさんの心遣いもあります。仕事仲間、友人、恋人など誰かを連れて行くのにも、プライベートで一人飲みしたいときにも重宝するお店でした。


Beer’s店舗情報

【住所】愛知県名古屋市中区栄 3-10-11 サントウビル B1F
【電話番号】052-252-0850
【営業時間】17:30〜翌3:00(フードLO 2:00)
【定休日】月曜日 ※火曜日が祝日の場合は月曜日営業、翌火曜がお休み。
【カード】可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)※ただしコースでは不可
【喫煙】店内全面喫煙可能
【URL】http://beers.nagoya/
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