ヤッホーブルーイング「サンサンオーガニックビール」レビュー

PR

「サンサンオーガニックビール」レビュー
インドの青鬼」や「よなよなエール」でクラフトビール愛好家に絶大な支持を得ているヤッホーブルーイングさんの「サンサンオーガニックビール」をご紹介します。
サンサンオーガニックビール最大の特徴は、日本初の缶入りオーガニックビールであること!

有機栽培の麦芽とホップを使ったビール本来の味が楽しめるというサンサンオーガニックビールを飲んだ素直な感想を書きます。

スポンサードリンク

ヤッホーブルーイング 「サンサンオーガニックビール」の基本情報

銘柄(商品名):サンサンオーガニックビール
醸造所名:ヤッホーブルーイング
原産国:日本 長野県軽井沢町
アルコール度数:5.0%
原材料:オーガニック麦芽、ホップ
ビールスタイル:ブロンドエール
内容量:350ml
カロリー:記載なし
参考価格:267円


ヤッホーブルーイング 「サンサンオーガニックビール」の味や風味

<外観>
 「サンサンオーガニックビール」の外観
淡くやさしいゴールド。大手ビールメーカーの主力製品と近い色だと思います。
ろ過してあるので、にごりもほぼありません。
泡はほぼ真っ白。グラスを少し傾けるだけで写真の量くらい自然にシュワーっと泡立ちます。
 「サンサンオーガニックビール」の泡

<飲む前の香り>
強くはありませんが、どちらかというとモルト由来の甘さが遠慮気味に感じられます。

<飲んだ時の香り>
こちらも、どちらかというとモルト由来かな?と感じる程度の控えめな麦感があります。
温度を上げていただくとホップを思わせる青々とした植物を感じることもできます。

<サンサンオーガニックビールの味>
苦味、コク、モルトの甘み、全てにおいて穏やか!
やや酸味も感じますが、クセというほど強くはありません。
余韻にほんの少し残るモルトの甘さも本当に控えめでゴクゴクいけます!
キレがあるというほどシャープではありませんが、ピルスナーを飲みなれている方だったら違和感なく飲めるスッキリした味わいです。

<サンサンオーガニックビールの飲みやすさ>
本当にスッキリしていて飲みやすいです。
温度が上がると酸味が少し増しますが、特徴的と言えるほど強烈ではなく、気がつかない程度かもしれません。

<サンサンオーガニックビールに合いそうな料理>
サラッとした風味なので、一切、料理を選ばないビールだと思いますが、なぜかさっぱりしたものがいただきたくなります。
せっかくなので料理にもオーガニック素材を取り入れてみてはいかがでしょうか。
オーガニック野菜だけを使ったサラダ、オーガニックチキンの酒蒸し、ハーブソテーなどがかなりハマると思います。

<総合評価>
★★★☆☆


ヤッホーブルーイング 「サンサンオーガニックビール」のレビュー

004sansanog
まず、星が3つと平均得点な理由をご説明します。
決して何かが劣っているということではなく、誰でも親しみやすいビールだから、というだけなんです。

サンサンオーガニックビールは、人を選ばない、シチュエーションを選ばない、かなり良い意味で平均的な味わいです。
オーガニックという考え方は特別なことではなく、昔はごくごく当たり前でした。
サンサンオーガニックビールは、オーガニックな素材を使って、あえてこういうシンプルな味わいに仕上げてあるとしか思えない(違うかもですが!)普通においしい、普通に味わえる普段飲み用のビールです。

特別な先入観を持って飲んでしまったら、いつものビールと一緒じゃん!と思えてしまうかもしれません。

丁寧に作られているビール本来の味を楽しむなら、わたしたちも丁寧にいただきましょう。
冷蔵庫から出してすぐに飲まずに10分ほど室温に置いておくと、このビールのウマさがわかりやすくなります。

麦から作られるモルトのコク、香ばしさ、甘さ、ほろ苦さ、ホップから生み出される爽やかな香りとビールを決定付ける苦味、そして酵母による発酵飲料独特の味わい・・・。
サンサンオーガニックビールは、ビールの本当の味がとてもわかりやすい教科書のような1本と言えます。

オーガニックであることがサンサンオーガニックビールの特徴ではあるのですが、ビールにおいては「オーガニックだからこんな味」という単純な線引きはできません。
しかしながら、口の中にヘンに残る苦味とか雑味はほぼゼロに近いと思います。
このあたりは素材の良さなのかもしれません。

平均的なピルスナーの味わいが好きな方なら最初のひと口から違和感なく飲めると思います。

素材の安全性という面では、星5つ以上の安心感もありますし、いつでも楽しめるまろやかで主張しすぎない普段飲み用ビールをお探しの方にもぜひ試していただきたいですね。


サンサンオーガニックビールはエールです!

サンサンオーガニックビールは、淡いゴールドがとても美しいビールですが、ラガーではなくエールです。

キリッと冷やして喉ごしを楽しむタイプのビールではないので、8度くらいがオススメの温度。

缶から直接飲まずにグラスに移して見た目と香りを楽しみつつ、口に運んでください。
ビールなのにそんな大袈裟な!と思われるかもしれませんが、ワインで行うあの動作と同じように口の中で転がすようにするとこのビールの味がよくわかります。

せっかくの無添加オーガニックビールなので、喉にガーッと流さずに360度楽しんでみてください。


ヤッホーブルーイングは有機農産物加工酒類製造業者

ヤッホーブルーイングは有機農産物加工酒類製造業者
サンサンオーガニックビールの原料は、食の安全に厳しいドイツで有機栽培されたモルトとホップ100%。

原料もしっかりとオーガニックにこだわっているのですが、ヤッホーブルーイング自体が有機農産物加工酒類製造業者として認定されています。
つまりサンサンオーガニックビールは「有機栽培のモルトとホップを使った有機認証ブルワリー醸造のビール」ということになります。
正真正銘、正統派のオーガニックビールです!と言い切ってまちがいありません。

オーガニックビールを醸造しているメーカーは国内外にありますが、初めて飲むなら比較的入手しやすいサンサンオーガニックビールがいちばんオススメです。
わたしは近所の「やまや」で購入しましたが、以前はナチュラルローソンでも販売していました。
オーガニック製品は、お値段がややお高めなのがネックですが、今回は267円とお財布にやさしい価格でゲット!
安くてウマくて安全って、かなり素晴らしいことなのではないでしょうか?


サンサンオーガニックビール?信州燦燦?

オーガニックってなんとなく特別なモノという印象ですが、サンサンオーガニックビールはいつでも冷蔵庫に入れておきたくなるような、良い意味でとても庶民的なビールです。
「オーガニック」という言葉に敏感なビール好きの女性へプレゼントしても喜ばれると思います。

ところで・・・、サンサンオーガニックビールって前は「信州燦燦(しんしゅうさんさん)」という名称だった気がします。
気になったのでヤッホーブルーイングさんに電話で問い合わせてみたところ、

「昔は信州燦燦だったのですが、現在はサンサンオーガニックビールに名称を統一しており、同じ製品でございます」

とのことでした!
謎が解けてスッキリ!

ちなみにヤッホーさんのフリーダイヤルは、下4ケタが「4747」です。
さすが、日本一有名な国産エール「よなよなエール」製造メーカー!

サンサンオーガニックビールはピルスナーを飲みなれていると、少し酸味を強く感じるかもしれませんが、飲みすすめるうちにふっくらとしたモルトの味わいがよくわかると思います。
冷やしすぎないで飲んでみてくださいね!

Juneやよい

スポンサードリンク

このページの先頭へ