ドイツのお土産!おすすめビール ベスト5

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ドイツのお土産!おすすめビール ベスト5

ドイツといえばやはりビールが有名です。しかし、旅のお土産に買って帰りたいけれど、種類が多すぎてどれを買ったらいいのかわからない。そんな悩みもよく耳にします。そこで今回は、ドイツのお土産にピッタリなおすすめビールベスト5をご紹介。

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ドイツビールの銘柄は5,000以上!

ドイツには各地域で作られている地ビールがあり、醸造所は全国で1,200以上、銘柄はなんと5,000以上にも上ります。しかし百貨店やスーパーで手に入るのは、30銘柄から多くて100銘柄ぐらい。

十分多いのですが、5,000には到底およびません。というのも、「教会の鐘が聞こえる範囲でしか売らない」という地ビールもあるぐらいドイツビールは鮮度を大切にしていて、他の地域ではあまり地ビールを売らないのです。

わたしが住んでいるドイツ・ボンはケルンの地ビール「ケルシュ」のお膝元。ケルンまでは電車で30分ぐらいで、スーパーにはたくさんの種類のケルシュが並んでいます。しかし、電車で1時間ぐらい離れたところにあるデュッセルドルフの「アルトビア」という地ビール、こちらはスーパーに置いていません。電車で1時間離れただけなのに、もう飲めなくなるのです。

なので、旅のお土産にするには、日本ではめったに飲めない地ビールを買うのも一つの案だと思います。行った土地の思い出話を添えてもいいですよね。けれど、差し上げる相手がビール通でないと、「なんだかよく分からないビールをもらった」と困惑顔をさせてしまうこともよくあります。珍しいビールはややマニア受けなようです。

これまで様々なビール土産を買った経験から考えてみると、手ごろなビール土産としては「そこそこ名前は知られているけれど日本ではなかなか飲めない、ちょっと面白いビール」ぐらいが喜ばれるのではと思います。

今回はこの基準で、ドイツ国内どこでもよく手に入る5つを選んでみました。


ドイツ土産ビールその1「フランチスカナー ヘーフェヴァイスビア」

フランチスカナー ヘーフェヴァイスビア

まずは一押し、ミュンヘンのヴァイツェンビア(小麦ビール)、フランチスカナー ヘーフェヴァイスビア(Franziskaner Hefe-Weissbier)です。ラガーが主流の日本ビールとはまったく違う味わいで、これぞドイツビール!と言えるでしょう。数多くあるヴァイツェンビアの中でも、フランチスカナーは香りの華やかさ、口当たりの滑らかさで群を抜いていると思います。

これもミュンヘンの地ビールなのですが全国展開されているので、ドイツ国内の大きめのスーパーならばたいてい手に入ります。お値段は1ユーロ前後。今回は1.03ユーロで購入。1ユーロ130円で計算すると134円くらいですね。お安い。百貨店や空港では高くなりますが、それでも3ユーロ前後です。

フランチスカナーにもいろいろな種類があり、この黄金色のラベルはNaturtrüb(ナトューアトリューブ)と言って、「無濾過」という意味。Hefe(ヘーフェ)(酵母)を濾過せずにそのまま出荷しているので、長く続く甘い香りが特長的です。熟した果実が放つような濃厚な香りで、熟したバナナの香りに似ているという人もいます。

飲むと小麦ビール独特のとろりとした口当たりで、「ビールは液体のパンなんだなぁ」と実感します。炭酸も弱く、苦味もそれほどないので、ビールが苦手な人にも親しんでもらえるビールです。特に女性に人気が高く、「このビールなら飲める」という話もよく聞きます。どっしりとした味わいで、もちろんビール好きの方にもオススメ。1本飲むだけでかなり満足できます。

ヴァイツェングラスと注ぎ方

さて、このフランチスカナーの後ろのラベルを見てみると、こんな絵が描いてあります。

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ヴァイツェンビアの注ぎ方です。そのまま訳すと、

1.グラスをすすぎます
2.注意深く(そっと)注ぎます
3.酵母を揺すります
4.てっぺんに注ぎ、楽しみます

という手順。ヴァイツェンビアの酵母の香りとこんもりとしたシルキーな泡立ちを楽しむために、専用のグラスも用意されています。

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写真の左がヴァイツェングラス。500ミリリットル入ります。ドイツのビール瓶は基本500ミリリットルなので、瓶の底に溜まった酵母を味わうために、1本丸ごとグラスに注ぐことが通例です。隣にあるのはピルスナーなどの一般的なビアグラス。容量は300ミリリットル。実際に注いでみるとこんな感じです。

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少しグラスの奥に突っ込むぐらいで、静かにビールを注いでいきます(左上)。滑らせるように瓶を動かします(中上から右上)。そっと注いでも泡が立つので、何回かに注ぎ分けます。いったん注ぎ終えたら(左下)、ビール瓶のおしりを回すようにフリフリ(中下)。こんもりとした泡の上に酵母を注ぎ足します(右下)。

ドイツのビアガーデンや屋台などではヴァイツェンを瓶で提供するところもあり、自分で注ぐこともあります。わたしもドイツに来た当初ヴァイツェンビアの注ぎ方を知らなかったので、日本のビールのように注いでいたら隣にいた見知らぬドイツ人の女性に「最後まで注がなきゃ!」と注意されました。ドイツ人は大阪のおばちゃんのように、わりとフランクに親切です。南に行くほどこの傾向が顕著。

親切なドイツ人女性のレクチャーを受けつつ、注ぎ足してみるとたしかに味が違う! 香りがとっても濃厚になるんです。考えてみれば、瓶の底に沈殿している一番濃厚な酵母を口元に近いところへ注ぎ足しているんですから当然ですね。

この最後の一滴を絞り切るかどうかで香りが変わるので、いままでやったことがないという人もぜひお試しください。ちなみにビール瓶をテーブルに寝かせて、ごろごろ転がし、酵母を注ぎ足すやり方もあります。いろいろですね。

ヴァイツェンビアを飲んだことがあるという人でも、玉露の最後の一滴を絞るようなこの注ぎ方を知らない人が多いので、ビール土産と合わせて実践してみるのもいいのではないでしょうか。日本のビールだと、銀河高原ビールのヴァイツェンなどもこの注ぎ方でけっこう味が変わります。


ドイツ土産ビール2「フランチスカナー ヘーフェヴァイスビア ドゥンケル」

フランチスカナー ヘーフェヴァイスビア ドゥンケル

2本目も先ほどと同じフランチスカナーの黒ビール、フランチスカナー ヘーフェヴァイスビア ドゥンケル(Franziskaner Hefe-Weissbier Dunkel)です。先ほどのナトューアトリューブと何が違うのかというと、こちらは深煎りしたモルトの香ばしさをプラス。

深く暗い色合いとは打って変わって、ビターチョコのような甘く香ばしい薫りがします。ナトューアトリューブよりも、さらに女性向きな印象です。「チョコレートのような香りのビールだよ」と言えば、驚く人も多いのではないでしょうか。

こちらもお値段は1ユーロ前後。今回は1.03ユーロで購入。ヴァイツェングラスも安ければ3ユーロ、高くて20ユーロぐらいで手に入るので、合わせて買ってお土産にするのもいいですね。


ドイツ土産ビール3「ラーデベルガー ピルスナー」

ラーデベルガー ピルスナー

おすすめビール3本目はラーデベルガー ピルスナー(Radeberger Pilsner)です。ラーデベルガーはドイツ最古のピルスナーだと言われています。

ドイツといえばビール、ビールといえばドイツ、というイメージですが、現在世界中で最も飲まれているピルスナー発祥の地はチェコのピルゼン。1842年、すでにビール一大王国だったドイツ・バイエルンから技術者を呼び寄せて、ピルスナービールを完成させました。「ピルスナー」という名前も地名のピルゼンにちなんでいます。

ドイツで古くから作られていたのは上面発酵の濃色ビール。ドゥンケルビアに近い色合いで、デュッセルドルフのアルトビアに名残りがあります。アルトビアは直訳すると「古い」ビールという意味で、ピルスナー登場以前の製法で作られています。15世紀後半ごろに下面発酵のビールが登場。もったりとパンの風味を残す上面発酵に比べ、より洗練された酵母の香りと喉越しに進化したものの、色は変わらず濃色だったそうです。

一方、ビールづくりで失敗が続いていたピルゼンでは1839年、根本的改革の一助としてバイエルンから技術者を招へい。バイエルンで製造されているのと同じ下面発酵のビールを作る予定でしたが、出来上がったビールは黄金色に透き通る、白い泡のビールでした。

これが1842年の出来事。ピルスナーの誕生は偶然によるところが大きかったようですが、濃色ビールが当たり前だった時代に、キラキラと光るクリアな黄金色のビールを見た人々はきっと驚いたでしょうね。

見た目の美しさやすっきりとした喉越し、爽やかなホップの香りがするピルスナーはヨーロッパ全土で大ヒット。世界中に広まっていきますが、その流行に乗ってドイツでもピルスナータイプのビールの製造が始まりました。この最初のビールがラーデベルガー ピルスナーです。ラーデベルガーはドイツの北東、ラーデベルグという町で作られています。

ピルゼンの水は軟水、ドイツの水は硬水だからなのか、ラーデベルガーはピルゼンのものよりやや色が濃く、しっかりとした味わいです。苦味が強く、がつんとした喉越しが楽しめます。日本のビールだとドライビールに近いのではないでしょうか。

美しく透きとおるラーデベルガーにはドイツビールの歴史が詰まっているようで、いつ見ても飽きません。お土産を渡すときに、このちょっとした歴史を伝えてみてくださいね。お値段は1ユーロ前後。今回は0.93ユーロで購入しました。1ユーロ130円で計算すると120円ぐらい。一般的にヴァイツェンよりピルスナーの方が少し安めです。


ドイツ土産ビール4「エルディンガー ヴァイスビア」

エルディンガー ヴァイスビア

おすすめビール4本目もミュンヘンのヴァイツェンビア(小麦ビール)ですが、エルディンガー ヴァイスビア(Erdinger Weissbier)はフランチスカナーよりも甘い香りが控えめ、喉越しもいいので、一般向けのヴァイツェンビアになっています。

それもそのはず。エルディンガーのヴァイスビアは生産量世界一。世界で、もちろんドイツでも一番飲まれているヴァイツェンビアです。あまりの人気に公式ファンクラブが作られているほど。

ファンクラブは1955年に設立、世界65か国から75,000人が加入しているのだそうです。すごい。ファンクラブに入会すると無料で工場見学ができたり、年二回会報誌がメールで送られてきたりします。入会は無料。入会条件は2つ「エルディンガーを愛飲していること」「18歳以上であること」。残念ながらドイツ語の入会フォームしかありませんが、興味をそそられます。

エルディンガー・ファンクラブ(英語ページ)
http://www.erdinger.de/en/erdinger-weissbier-fan-club.html

これだけメジャーなビールなので、ドイツ全土や大きな空港の免税店で買うことができます。オリジナルデザインのヴァイツェングラスも人気。

ビールとグラスのセットもよく売られているので、お土産にはぴったりです。セットだと10ユーロ前後、スーパーだと1本あたり1ユーロ前後。空港などだと1本あたり3ユーロぐらいなので、セットの方がお得な気がします。


ドイツ土産ビール5「ヴァルシュタイナー」

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ヴァルシュタイナーはドイツ中西部にあるヴァルシュタインという町で作られているピルスナー。アルンスベルグ国立公園にあるカイザークヴェレという湧水を使って作られています。

ラーデベルガーでもお話ししましたが、ドイツの水は硬水。一方、ヴァルシュタイナーを作る湧水は硬度1~2度の上質な軟水。この水のおかげでピルスナー発祥の地ピルゼンのものに近い、透明度が高くすっきりとした味わいのビールになっています。

現在はドイツのナショナルフラッグ、ルフトハンザ航空御用達のビールになっているので、ルフトハンザが就航するドイツ国内のほとんどの空港で手に入れることができます。スーパーで購入すると1本1ユーロ前後、今回は0.93ユーロで購入しました。

ドイツビールは美味しいけれど、味が濃いのでたくさんは飲めないという人には、このヴァルシュタイナーがオススメです。苦味のバランスもよく、あっさり飲めてしまいます。


その他のドイツ土産

その他、上記のビール以外でおすすめのドイツのお土産をいくつかご紹介します。

ピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquell)

ドイツ土産ピルスナー・ウルケル
ラーデベルガーでご紹介したチェコ・ピルゼンのピルスナーです。「Urquell」とはドイツ語で「源泉」や「起源」という意味。「Pilsner Urquell」で「ピルスナーの起源」というような意味ですね。ドイツとチェコは国境が接しているので、意外と簡単にピルスナー・ウルケルが手に入ります。

お値段は1ユーロ前後、今回は1.03ユーロで購入。他のピルスナーに比べると高いですが、それほど変わりません。ラーデベルガーと合わせて購入して、飲み比べてみるのもいいですね。


プレッツェル(Brezel)

ドイツ土産プレッツェル

ドイツでビールに合う乾き物といえばプレッツェルです。スーパーによって入荷しているメーカーが違うので、これがオススメ!というものがないのですが、どのメーカーのものも小麦の香りが豊かで、カリリとした粒塩がアクセントになって美味しいです。ぜひビールと一緒に試してみてください。このプレッツェルのお値段は1.39ユーロでした。ビールより高い!


リッターシュポルト(Ritter Sport)

ドイツ土産リッターシュポルト

ビールを飲まない方にはチョコレートのお土産はいかがでしょうか。リッターシュポルトはドイツで一番売れているチョコレートです。職場でもお出かけ先でも気軽に食べられるように、というコンセプトで作られているので、ヨーロッパのチョコレートにしては珍しく個包装されています。

ベルギーやオーストリアのチョコレートも手に入りやすく、美味しいのですが、個包装されていないので職場やお友達に配るにはあまり向いていません。お値段は箱の物が22個入りで2.22ユーロ、袋入りが9個入りで1.49ユーロ。安いのでたくさん買っておくと、お土産を買い忘れていたときなどに便利です。


ドイツでお土産を買う際の注意

最後に、ビールをお土産に買う場合は、日本への持ち込み制限に注意しましょう。酒類の持ち込みは1本760ミリリットルの物を3本まで。

ドイツといえばソーセージも有名ですが、肉類の持ち込みには検疫が必要です。検査証明書を手に入れるなど手続きが煩雑なので、個人で行うのは難しいでしょう。ソーセージは思い残すことがないよう、ドイツで味わってくださいね。

参考:税関ホームページ
http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/menzei.htm

参考:動物検疫所ホームページ
http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/aq2.html
kamatsu

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